主事件の裁判所発表は、タオルでの拘束、目隠し、拘束後にバケツへ入れたことを確認しています。提供されたDAY1傍聴記録には、手足を木製スツールやデスクチェアに固定したこと、スーツケース用ベルトを巻いたことも記され、統合審理メモには身体の反折が記載されています。
疑問を断定に変えないための4層の区別
- 傍聴記録記録者が法廷で聞いた質疑であり、裁判所発行の逐語録ではありません。
- 原文書・画像訪問記録表、メッセージ、写真、動画、診療録、ファイルのメタデータ。
- 第一審の判断陳尚潔の過失致死・文書偽造部分に関する裁判理由。訴訟の状況は引き続きメインページで更新します。
- 当サイトの照合一致・相違・欠落を指摘し、裁判所に代わって偽証、口裏合わせ、別事件の刑事責任を認定するものではありません。
拘束、身体の反折、バケツ、「おまる」の説明:隣接する証拠をつなぎ合わせて新たな事実にしない
現在公開情報で確認できる裁判所発表と本ページの傍聴記録は、「ベルトを直接陰部に掛け、おまるに縛った」ことを、一体の認定済み事実として記していません。そのため断定せず、原写真・ファイル名・撮影時刻・検証調書の対応を確認後に更新します。
16組の主要な相違・転換点・相互に裏づけられない点
ここでの「矛盾」は検証すべき証拠関係であり、証人への刑事上の評価ではありません。各行から関連証人の全文に移動できます。
「主担当」は誰か。名目上の分担と実際の情報へのアクセスは異なる
施盈如は10月の通話後、陳尚潔が子どもの状態、自分が家庭を継続支援する分担だったと証言。徐珮華は養子縁組業務には元来、子どもの心身の経過把握が含まれると述べました。
白麗芳、江怡韻と弁護側は脆弱家庭の主担当はなお樹鶯だと強調。丁雁琪は「主担当ソーシャルワーカー」は実務用語で、個別事例と機関の運営方式によると指摘しました。
第一審は新北市・台北市・中央の責任を一人のソーシャルワーカーへ移したのではなく、誰が子どもを直接見て、写真や保育者の報告を受け、追加訪問や通報を行えたかから実際の義務を判断しました。
児童福利連盟は単なる仲介者か、それとも実質的な養育管理手段を有していたか
白麗芳と李芳玲は、公権力がないこと、保育者の法定監督は在宅保育センターが行うこと、児童福利連盟はマッチングと資源の紹介を担うことを強調しました。
葉詩宇と葉亭希は、保育者の申請、訪問審査、組み合わせ、会議、提携判断を説明。裁判所は契約、支払い、訪問、研修、提携終了からも実際の管理力を検討しました。
「捜索や強制立入りの権限がない」ことは、「確認、追加訪問、派遣停止、養育者変更、受診要請、通報の手段がない」ことではありません。法定監督と契約上・実際の管理は分けて考える必要があります。
在宅保育の初回訪問は9月22日か26日か
林心慈は自分の写真の撮影日から実際は9月22日と考え、記録が9月26日となっていることを認めました。当日報告書を完成できず、日付を変更したと述べました。
黃玲芳は長く9月26日と認識し、検察の質問後に写真を照合して初めて22日と判明。粘羽涵は台北市が虚偽の疑いのある記録を検察・捜査機関に送ったと証言しました。
日付の相違は単なる体裁の問題ではなく、9月25日の額のあざの写真との前後関係に影響します。犯罪となるかは別件で、原票、写真のメタデータ、証言に基づき判断すべきです。
記録は「毎日記入」――訪問時に本当に剴剴の育児日誌を見たのか
林心慈は検察の尋問で、剴剴への訪問時に育児日誌は見ておらず、保育者がソーシャルワーカーへどう報告するかを尋ねただけと述べました。
監察院調査は、劉彩萱がA児の育児日誌を作成していないのに訪問記録には「毎日記入」とあると指摘。黃玲芳は主に訪問員の報告で把握していました。
これは「書式がある」ことと「確認した」ことの違いです。当日の原写真、手書きの用紙、署名、アップロード時刻、裏づけとなる現物や通信記録を確認すべきです。
支援記録はいつ完成したか。事件後の追記と偽造は分ける必要がある
李芳玲は12月24日時点で記録未完成、江怡韻は事件前にメモを見ていないと述べました。葉亭希は2024年1月18日にも執筆中と証言し、葉詩宇は12月29日にも会話・訪問記録を求めていました。
管理職の証人の多くは、内規では養親とのマッチング前までに完成すればよく、先に業務メモを使えると説明。検察は事件後の版、ファイル時刻、内容の作成経緯を追及しました。
遅延、事件後の整理、内容の虚偽は別の問題です。陳尚潔の文書偽造部分は第一審で無罪であり、全体の評価には元の端末、版履歴、上訴審の理由も必要です。
乳歯3本の脱落:異常に気づいた後、確認まで完了したか
蔡函妤は乳歯3本の脱落は歯ぎしりによるものと合わないと証言。受診時は傷が治癒し口内潰瘍があり、明らかな摩耗やギザギザの歯の破折はありませんでした。外力、神経系、その他の全身疾患の可能性が残るため医学センターへの紹介を勧めました。黃聖心も歯ぎしりでは説明できないとしました。
劉彩萱は初めに歯ぎしりと説明し、医師が否定してから自分で転んだ・ぶつけたと付け加え、一晩で3本抜けたとは伝えませんでした。陳尚潔が得たのは保育者からの伝聞で、現在の記録では歯科医・診療録・紹介先の結果への直接確認は見当たりません。
ソーシャルワーカー自身が歯科・内科の診断をする必要はありませんが、紹介先を受診したか、検査結果を得たか、医療側へ直接確認でき、脱落歯、説明の変化、以前のあざ、訪問延期などの警告が重なれば、追加訪問や法に基づく通報ができます。
通報には「明確な証拠」が必要か、合理的な懸念で対応を引き上げられるか
白麗芳の法廷での説明は通報・傷の判断を医療専門性やより明確な証拠に結びつけ、児童福利連盟に公権力がないことを強調しました。
徐珮華は養子縁組機関に心身の経過把握が必要と述べ、施盈如は異常な説明への疑問を表明済みでした。救急医と歯科医の証言は複数の医療上の警告を外部確認できたことを示します。
第一審の焦点はソーシャルワーカーを医師にすることではなく、警告が重なった後に調査、照合、追加訪問、医療情報の取得、法に基づく通報をしたかでした。
事件後の写真・クラウド上の複製・弁護士との接触:証拠保全の境界
葉亭希は陳尚潔に写真を送信後に携帯から削除するよう求めたことを認め、クラウドの複製も弁護士のダウンロード後に削除したと述べました。説明はストレス、個人情報、複製の安全性に関するものでした。
裁判官は司法捜査中に削除・移転した理由を追及。葉詩宇も、出廷前に葉亭希と被告の弁護人へ接触し、自分の取調べ調書を見たと証言しました。
元の端末、ハッシュ、クラウド監査ログ、指示の経路を完全に保全すべきです。当サイトは「証拠保全と証人準備の争点」とのみ記し、証拠隠滅、口裏合わせ、偽証と独自に断定しません。
面談で「児童保護を理解」していたのに、その後の危険をなぜ予測できなかったか
葉詩宇は劉姓姉妹の評価時、二人が児童保護と通報を語れ、養子に出される子への情緒的な関わりも示したと回想しました。
主事件の裁判所は後に、会話、写真、動画、鑑定、証言から長期の拘束・虐待・共同関与を認定しました。
これは評価者の虚偽を証明するのではなく、自己申告、資格、一度の面談の予測力の限界を示します。継続的な直接観察、資料照合、苦情、予告なしの確認によって制度を補正する必要があります。
各機関が断片しか知らない:守秘が情報の分断になるのはいつか
施盈如は実際の養育者の住所や完全な情報を得ていませんでした。林心慈と黃玲芳は子の背景を知らず、主に保育者や訪問報告から情報を得ていたと述べました。
陳尚潔は家庭情報・写真・保育者の報告・訪問を把握し、児童福利連盟の管理職は提携制度を把握。台北市の在宅保育部門には行政訪問や訪問拒否時の対応強化の手段がありました。
守秘の目的は子どもの保護であり、必要な専門職が安全情報を相互確認できなくすることではありません。必要最小限の共有、共通のリスク表、受領確認が改革の重点です。
異なる医療観察、警察聴取の記憶、診療所動画の検証をどう照合するか
救急医の黃聖心は死亡当日、著しいやせと顔・複数箇所の傷を見て、特殊な部位の傷は通常の転倒・衝突で説明しにくいとしました。
歯科医の蔡函妤は1か月前の約15分の初診で、乳歯3本が抜け傷は治癒しているのを見ました。法廷では当初、露出部に外傷は見なかったと述べましたが、以前の警察聴取調書には頭部のあざ等が記されています。補足傍聴メモによれば、後の診療所動画の法廷検証でも医療スタッフが子の傷について話していました。
死亡当日の救急診療と1か月前の歯科初診は直接比較できません。ただし蔡函妤の法廷記憶、警察調書、診療所動画は同じ受診の3組の証拠であり、正式な検証調書、動画原本、警察資料、診療録、X線を一つずつ照合する必要があります。動画中の医療スタッフの話を無視することも、原内容を得ずに補って記すこともできません。
24°Cで何が証明できるか。それだけで正確な死亡時刻を逆算できるか
黃聖心は到院前に呼吸・心拍がなく、体温24°Cで、口内に溢乳を裏づける所見もなく、救急チームはその場の保育者の説明を受け入れなかったと証言しました。
体温は環境、衣服、体格、測定方法、搬送時の処置に左右されます。単一値だけでは完全な法医学モデルなしに死亡時刻を正確に換算できません。
「今気づいた、今起きた」という説明を疑う材料にはなりますが、正確な時刻には通信、防犯カメラ、救急記録、死体冷却、その他の法医学的証拠の組み合わせが必要です。
写真と検証でどこまで確認できるか。拘束・反折・バケツ・おまるの説明を区別
主事件の裁判所発表は、タオルによる拘束、目隠し、拘束後のバケツへの収容を確認。傍聴記録には手足の木製スツール・デスクチェアへの固定、スーツケース用ベルト、身体反折の写真提示も記されています。
現在公開確認できる裁判所発表と当サイトの傍聴記録は、「ベルトを直接陰部に掛け、おまるに縛った」ことを一体の認定済み事実として記していません。
ページは確認済みの拘束・反折・固定・バケツへの収容を写真・物証の裏づけとして記載。「陰部へのベルト、おまる」は別に「原写真・ファイル名・検証調書の写真ごとの照合待ち」とし、隣接証拠から新たな事実を作らないようにしています。
保育者の説明はどう変わったか。脱落歯・傷・受診情報は照合されたか
傍聴記録では、劉彩萱は脱落歯を歯ぎしりで説明し、医療側の否定後に自分で転んだ・ぶつけたと述べています。陳尚潔は主に保育者の伝聞を受けていました。
黃聖心は歯ぎしりで乳歯3本が脱落することを否定。主事件の裁判所は書証、物証、鑑定、証言から、長期の傷害、進行するやせ、外傷を認定しました。
核心はソーシャルワーカーに診断を求めることではなく、説明の変化後に診療録・紹介先の結果・子の現状を直接確認し、累積する警告に対する対応を強めたかです。
契約上の保育者1名という形が、劉若琳による実際の共同養育のリスクを見えなくしたか
保育契約と外部訪問は主に劉彩萱を提携保育者・主要窓口とし、一部証言は登録保育者への各機関の管理範囲に重点を置きました。
裁判所は劉若琳について、主要養育者ではないものの生活が子と大きく重なり、実際に養育を手伝い、虐待を積極的に追跡・助長・共同実行したと認定しました。
「契約上の名義」と「実際の養育ネットワーク」を区別する必要があります。保育者の家族・同居人・実際に子と接する人を訪問とリスク点検に含めるかが制度上の争点です。
主事件で確認された長期の傷害が、訪問・書式・機関間情報でなぜ警報にならなかったか
12名の証人は主担当の分担、訪問頻度、育児日誌、記録期限、医療判断、通報基準、管理手段をそれぞれ説明し、各機関が情報の一部しか持たなかったことを示しています。
裁判所は劉姓姉妹が2023年9月4日から12月23日夜まで継続して共同で傷害・自由の制限・虐待を行い、子は次第にやせ外傷を負い、最終的に死亡したと認定しました。
焦点は、後に主事件の証拠で確認された継続的リスクが、当時、写真・医療情報・訪問観察・機関間報告から行動できる全体像へなぜ結びつかなかったかです。
証人12名それぞれの分析と傍聴記録全文
全文は元の質疑順と不確実性の印を保持。検索は一致しない証人カードを隠すだけで、本文を変更しません。
該当する証人・キーワードはありません。検索語を短くするか、日付、日誌、歯の脱落、写真、記録、主担当などをお試しください。
徐珮華
衛生福利部社会及家庭署・家庭支援組視察官。養子縁組仲介機関の管理担当
養子縁組は政府の特別許可を要する業務で、事件当時の旧制度では仲介事業者が自ら養育を手配できたが、機関には子どもの心身の状態を追跡し、適時かつ客観的な記録で支援経過を示す必要があったと説明しました。
- 丁雁琪の機関モデルとは異なり、カトリック福利会には自前の措置施設がありますが、児童福利連盟にはありません。
- 白麗芳・李芳玲の「仲介・資源紹介にすぎない」とする位置づけとの間で、機関の手段の範囲が争点になります。
徐珮華が述べた養子縁組機関の心身追跡義務は、劉彩萱が受託した主要養育者で劉若琳も実際に共同養育したという主事件の認定と併せて読む必要があります。養育者の刑事責任と機関の確認義務は相殺されません。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【裁判長】被告と弁護人の答弁の趣旨に変更はありますか。
【裁判長】これまでの争いのある/ない事実に異議はありますか。
【検察官】および【弁護人】ありません。
【検察官】立証対象の事実が相反するため、証人3名の隔離尋問を求めます。
【裁判長】認めます。証人尋問中は出入りを制限します。まず3名に宣誓してもらいます。
【検察側尋問】
【検察官】担当業務を教えてください。
【証人―徐珮華】衛生福利部社会及家庭署・家庭支援組視察官です(養子縁組業務、仲介機関の管理)。
【検察官】仲介機関とは児童福利連盟のことですか。
【証人―徐珮華】はい。養子縁組は特許業務で、政府の特別許可が必要です。国内に8機関あります。
[新版(2025年7月)と旧版(事件前の2021年)の養子縁組仲介管理規則を提示]
【検察官】事件前、衛生福利部は機関が養子縁組業務を行う資格について、具体的にどの条件を審査していましたか。
【証人―徐珮華】おおむね第3条の各条件を満たすこと、第8条の関係文書の提出、機関の過去の記録を総合します。
【検察官】機関が措置施設を設置しているかも考慮しますか。
【証人―徐珮華】当時は着任前なので分かりません。
【検察官】規則で養子縁組機関にソーシャルワーカーを置くよう定めるのはなぜですか。
【証人―徐珮華】業務が子どもの発達・福祉に関わるため…(略)、機関にはソーシャルワーカーが必要です。
【検察官】養子縁組機関にはすべて措置施設がありますか。
【証人―徐珮華】児童福利連盟と勵馨だけが持っていません。
【検察官】2回改正したのはなぜですか。
【証人―徐珮華】1回目は7月10日の大幅改正で、2回目は第32条の1を加え、台東の家立立機関が継続中の養子縁組業務を完了できるようにしました。
[養子縁組仲介管理規則第23条の3を提示]
【検察官】ソーシャルワーカーの就業前研修に関するこの条項を追加した理由は何ですか。
【証人―徐珮華】ソーシャルワーカーには察知する感度が必要だと考えたためです。
【検察官】今回の追加は「それ以前は専門性が不要だった」という趣旨ですか、それとも「明文化」ですか。
【証人―徐珮華】新法になって初めて必要なのではなく、旧法第20条にも20時間の研修があり、新法でさらに明確化しました。
【検察官】2021年(事件前)の制度では、養子縁組・仲介事業者はどう運営していましたか。
【証人―徐珮華】旧法では養子縁組・仲介事業者が自ら措置を手配できました。
【検察官】措置施設を設置していなくてもですか。
【証人―徐珮華】当時は着任前なので分かりません。
[劉児の保育契約書を提示(三者契約:祖母と劉彩萱のほか、児童福利連盟が丙)]
【検察官】これは児童福利連盟が自ら提携保育者を探して劉児を預けたものですか。
【証人―徐珮華】分かりません。今年着任してからは、すべて地方政府が措置を手配する形に変わっています。
【検察官】この事件がきっかけの変更ですか。
【証人―徐珮華】私の知る限り、この事件と関係があります。
【検察官】本件に関わる被告、新北市樹鶯社会福祉センター、文山在宅保育センターの各ソーシャルワーカーの主な業務は何ですか。
【証人―徐珮華】被告は養子縁組仲介、新北市樹鶯センターは脆弱家庭支援と家庭機能の強化、文山在宅保育センターは保育者の養育の質です。
【検察官】児童福利連盟には養子縁組仲介の内部業務指針がありますか。
【証人―徐珮華】分かりません。
【検察官】あなたはソーシャルワーカーですか。
【証人―徐珮華】はい。
【検察官】ソーシャルワーカーの訪問回数や報告書作成に期間の規定はありますか。
【証人―徐珮華】以前は明文規定がありませんでした。
【検察官】ソーシャルワーカー倫理綱領にもありませんか。
【証人―徐珮華】はい。
[ソーシャルワーカー倫理綱領を提示]
【検察官】ソーシャルワーカーは業務記録をいつ作るか自分で決められますか。
【証人―徐珮華】統一基準がないので一般論では答えられません。
【弁護人尋問】
[脆弱家庭リスク識別指標を提示]
【弁護人】社会福祉センターで勤務したことはありますか。そこは脆弱家庭を支援しますか。本件は高リスクの脆弱家庭ですか。
【証人―徐珮華】本件の評価は私が答えるべきではありません。
【弁護人】高リスクの脆弱家庭には、より多くの公権力の介入が必要ですか。
【証人―徐珮華】リスクの高低は評価が必要で、公権力の介入は必要に応じて異なります。脆弱家庭は私の担当外なので分かりません。
【弁護人】社会福祉センターは、養子に出す前の養育や訪問も含め、家庭全体を担当しますか。
【証人―徐珮華】社会福祉センターの支援は家庭中心で、家庭全体の機能回復を目指します。センター業務は本当に詳しくありません。
【弁護人】児童虐待の識別6時間は新法で初めて定めたのですか。
【証人―徐珮華】いいえ、7月10日に法律上明文化したということです。
【弁護人】文山在宅保育センターが保育者を訪問するのはなぜですか。
【証人―徐珮華】在宅保育センターに関係規定があるためだと思います。
【裁判官尋問】
[ソーシャルワーカー倫理綱領第2章第3項3-3を提示:支援記録は関係法令に従い、適時、正確かつ客観的に記載し、適切に保存する…]
【裁判長】この「適時」はソーシャルワーカーが緊急性を自分で判断する意味ですか。
【証人―徐珮華】通常は、1.関係法令、2.機関内の業務規則、3.ソーシャルワーカーとスーパーバイザーの協議で決めます。
【裁判長】ソーシャルワーカーの養成課程や資格試験で被虐待児の識別を扱いますか。
【証人―徐珮華】保護機関では比較的あります。試験にはありませんが、実習で経験することはあります。
【裁判長】7月10日以前は養子縁組機関が自ら子どもの措置を手配できましたか。
【証人―徐珮華】はい。
【裁判長】措置施設のない養子縁組機関はどう手配していましたか。
【証人―徐珮華】以前の資料を見ると、保育者を採用していました。
【裁判長】特別許可後、中央と児童福利連盟に監督関係はありますか。業務検査の範囲は何ですか。
【証人―徐珮華】3年ごとの評価と毎年の書面審査があります。重点指標は年ごとに異なり、以前の指標は分かりません。
【裁判長】養子縁組担当ソーシャルワーカーには、養子縁組以外の副次的な業務もありますか。
【証人―徐珮華】旧法にも多く含まれていました。組み合わせだけでなく、その前の家庭評価、子どもの心身発達など…[略]。
【受命裁判官】劉児の養子縁組準備には身体・心理の両方の状態の追跡が必要ですか。
【証人―徐珮華】はい。
【再尋問】
【検察官】旧法の措置は養子縁組事業者が自ら行う場合も、地方政府が行う場合もありましたか。
【証人―徐珮華】はい。
【検察官】事業者が自ら手配した場合、地方政府がさらに訪問や措置を行いますか。
【証人―徐珮華】通常、措置のため政府が別に新しいソーシャルワーカーを配置することはありません。
【弁護人】養子縁組機関が直接受け付けるケースはありますか。
【証人―徐珮華】新法施行後、機関による直接受理はありません。
【第1証人終了】
施盈如
新北市樹鶯社会福祉センター元ソーシャルワーカー。脆弱家庭支援
2回の紹介、実家庭への支援、2023年9月の引継ぎを説明。10月の通話で「自傷、汚い言葉、額の傷」という説明に疑問を示し、陳尚潔が子ども、自分が家庭を追跡する実際の分担になったと証言しました。
- 白麗芳・江怡韻が強調した「樹鶯がなお主担当」と完全に排他的ではありませんが、名目上の主担当と実際の追跡分担が異なることを示します。
- 陳尚潔に懸念を確認・通報へ引き上げる能力と義務があったかが第一審判決の核心です。
施盈如は保育者の説明と子の状態に懸念を示していました。姉妹の長期の共同養育、継続する傷、進行するやせという主事件の認定と照合し、懸念が十分伝達され対応が強化されたか検証すべきです。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察側尋問】
【検察官】現在の勤務先を教えてください。
【証人―施盈如】以前は樹鶯社会福祉センターにいましたが、今は退職しています。
【検察官】以前の担当業務は何ですか。
【証人―施盈如】暴力以外の脆弱家庭ケース支援で、経済的困難などです。脆弱家庭には6大指標があり…(略)。
【検察官】どのような支援を提供しましたか。
【証人―施盈如】ケースを受けた後、状況とニーズに応じて支援しました。
【検察官】本件で劉児と関わるきっかけは何でしたか。
【証人―施盈如】母親が収監中に妊娠に気づき、刑期が10年を超える可能性を考えて養子に出そうとしました。出産後に児童福利連盟へ子を引き渡して連絡が取れなくなり、後に家族が養子縁組を決めてから監護者変更の手続を続けました。
【検察官】仕事には訪問も含まれますか。重点は何ですか。
【証人―施盈如】はい。訪問前に目的を定め、集める情報を決めます。本件では主に養育者との面談で家庭機能と養子に出す必要性を確認しました。
【検察官】劉児を児童福利連盟へ紹介したのはあなたですか。
【証人―施盈如】2回紹介しました。1回目は母の妊娠時の申請で、3機関に連絡し受入れ可能と回答したのは児童福利連盟だけでした。2回目は母と連絡が取れなくなった後で、既に子の資料があったため同連盟だけに紹介しました。
[紹介票を提示]
【検察官】養子に出す前、劉児の健康診断に付き添いましたか。
【証人―施盈如】2回目の紹介前に健診を支援しましたが、実際に付き添ったのは私ではありません。児童福利連盟が必要とする検査報告がありましたが費用が高く、連盟では処理できないとのことで、家族と費用援助を相談しました。
【検察官】その費用はどの費目で精算しましたか。
【証人―施盈如】会計に提出して精算を依頼しました。時間がたち、詳細は覚えていません。
【検察官】以前の調書では社会局の社会寄付金を使ったとありますが、なぜその費目でしたか。
【証人―施盈如】劉児は政府措置ではなく、健診を政府の措置費から精算できなかったため、社会局の社会寄付金を使いました。
【検察官】劉児は社会局を通じた措置ではなかったのですか。
【証人―施盈如】違います。
【検察官】被告陳に劉児を引き継ぎましたか。
【証人―施盈如】その年の9月、祖母と児童福利連盟へ行き、劉保育者へ子を引き渡し、祖母も契約しました。10月に陳ソーシャルワーカーから、額に傷があり自傷し汚い言葉を言うと、前の保育者のもとでの様子を尋ねる電話がありました。私は周保育者への訪問でそのような状態は見ず、悪い習慣も評価されていなかったので疑問があると答えました。陳は子の状態から養子縁組の仲介停止を考えていると話しました。そこで分担し、子の状態を引き続き追うよう陳に頼みました。
【検察官】疑問とはどういうことですか。
【証人―施盈如】そうしたことをするなら、訪問時に子ども同士がおもちゃを取り合う際に見たはずですが、見ていません。
【検察官】分担とは何ですか。
【証人―施盈如】簡単に言えば、劉児の状態は陳に継続して見てもらい、私は姉の状態を追い、安定すれば年末の終結を評価するということです。当時の家庭の最大の問題が劉児の養子縁組だったので、連盟へ任せれば危機が解消し終結できると考えました。
【検察官】なぜその分担ですか。
【証人―施盈如】劉児は社会局措置ではなく、祖母が児童福利連盟に委託したためです。
【検察官】祖母の家にほかの未成年の子はいましたか。
【証人―施盈如】2人いました。まだ幼い劉児の姉と、祖母自身の末娘です。経済的に到底支えられず、養子に出すと決めました。
[劉児の健診票を提示]
【検察官】この報告書を見ましたか。引継ぎ書類に含まれていましたか。
【証人―施盈如】見ていません。記憶にありません。
【検察官】連盟へ紹介した際、保護措置や委託措置を行いましたか。
【証人―施盈如】いいえ。当時、養子縁組と政府措置は一体ではなく、機関が求めた場合に政府が行い、連盟も必須としていませんでした。家庭は必ず措置が必要という状態ではなく、政府が資源を提供すれば一定の養育力がありました。
[県市政府の児童・少年委託措置手順、在宅保育者を用いた家庭外措置の取扱原則を提示]
【検察官】あなた方の措置でなかったなら、この原則は適用されますか。
【証人―施盈如】実務上の理解では、新北市は委託措置を受ける保育者全員に在宅保育センターの「護苗方案」への加入と専門研修を求めており、有資格者なら誰でもよいわけではありません。
【検察官】政府の措置資源だけに適用しますか。連盟にも適用しますか。
【証人―施盈如】連盟の規定は分かりませんが、県市政府の措置資源には必要です。
【検察官】新北市は劉児に主担当ソーシャルワーカーを指定しましたか。
【証人―施盈如】政府の措置手続には入っていません。
【検察官】被告は養子縁組だけを担当し主担当ではないと言っています。主担当は誰だと思いますか。
【証人―施盈如】主担当は、私の理解ではケース管理に近いものです。劉児が養子に出るのは家庭の事情によるもので…(略)。
【検察官】連盟に委託後、劉児を訪問できましたか。
【証人―施盈如】その後の養育者の情報は全くなく、フルネームも知らず、劉姓とだけ知っていました。
【検察官】ではなぜ周保育者は訪問できたのですか。
【証人―施盈如】周保育者は当初から養子縁組を待つ子だと知り、協力的でした。ずっと連絡を保っていました。
【検察官】劉児の死亡をどう知りましたか。
【証人―施盈如】ある昼間、事務所に入り、電話で知らせを受けました。
【検察官】12月24日の夜間に搬送されましたが、すぐ知りましたか。
【証人―施盈如】かなり後で知りました。死亡後に葬儀福祉のニーズがあり、家族が連盟に後事を任せたくないとして、私が関わることになりました。搬送時にいたのは私ではありません。
【検察官】受診時に付き添ったソーシャルワーカーは誰ですか。
【証人―施盈如】分かりません。陳から一度簡単に、子がミルクを喉に詰まらせ搬送され死亡したと連絡がありました。事故時の情報はすべて伝聞でした。
【検察官】被告陳に、周保育者が継続して養育できると提案しましたか。
【証人―施盈如】はい。周保育者は継続できましたが、祖母は経済的に困難で養育資源による負担軽減を望んでいました。陳尚潔に周のもとでの継続を提案しましたが、連盟には常時提携する保育者がいると婉曲に断られました。
【検察官】知る限り、連盟には独自の保育者選考規則がありますか。
【証人―施盈如】具体的な内規は知りません。
【検察官】周保育者への訪問はいつですか。
【証人―施盈如】正確な時期はもう分かりません。養子縁組機関へ子の状態を知らせるため、紹介票の情報を書いていた時です。
【検察官】ソーシャルワーカーの資格を持っていますか。
【証人―施盈如】現在は持っていません。
【検察官】訪問報告の記録期限はどう認識していますか。
【証人―施盈如】報告にはシステム上30日の期限があります。記録にはありませんが…(略)。
【弁護側尋問】
【弁護人】養子縁組の評価時、周保育者のもとに残れる資源の提供を選ばなかったのはなぜですか。
【証人―施盈如】祖母との相談では、社会局は現行の資源しか維持できず、負担の解消にならないため連盟の案になりました。月の保育料が仮に4万元とすると、正確な金額は覚えていませんが、政府補助は約半分で残りを祖母が負担するのに対し、連盟は全額負担できました…(略)。
[社会福祉サービスセンターの脆弱家庭支援指標を提示]
【弁護人】このリスク指標では、元の養育者が負担に耐えられない・事情により養育できないことで劉児の身の安全に危機がある、高リスクの状態でしたか。(注:傍聴記録者は後に同指標で身の安全の危機という記載を確認できなかった。)
【証人―施盈如】当時、社会局の介入で改善したので、ずっと高リスクのままではありません。
【弁護人】接した経験から、劉児は列挙された状況に該当しましたか。
【証人―施盈如】はい。
【弁護人】では監察院報告の『…(新北市社会局の不備に関する部分)…』は、なぜそのように記されているのですか。
【証人―施盈如】監察院がなぜその結論を出したかは答えられません。本件は政府措置ではなく、その制度に入っていません。脆弱家庭システム上の私のケース本人は実際には母親ですが、家庭には姉もおり、異なる資源への連携が必要でした…(略)。
【弁護人】樹鶯センターはその後の支援連携を追うべきですが、劉児の養育状況も追わなかったのですか。
【証人―施盈如】実際には陳ソーシャルワーカーを通じて養育状況を把握していました。
【弁護人】10月に陳尚潔から額の傷を知らされて、その後追跡しなかったのですか。
【証人―施盈如】連絡後は陳尚潔が引き続き追うはずだと理解していました。
【裁判官尋問】
【裁判長】施さん、今もソーシャルワーカーとして働いていますか。
【証人―施盈如】いいえ。ただケースへの直接支援は続けています。
【裁判長】就職以来ずっとソーシャルワーカーですか。
【証人―施盈如】職場は2か所です。樹鶯センターが最初で、事件後しばらく休み、今の仕事が2つ目です。
【裁判長】訪問報告は何日以内などの期限がありますか。
【証人―施盈如】訪問報告には期限がありますが、業務記録にはありません。ただ、連絡など業務の各段階はすべて記録すべきです。
【裁判長】訪問報告の期限は何ですか。
【証人―施盈如】30日以内で、未完成ならシステムが警告します。訪問報告は初回訪問報告で、援助要請から30日以内に作成し受理を判断します。その後は記録です。
【裁判長】本件での自分の役割をどう考えますか。
【証人―施盈如】こちらは第三者で、相手(乙)は児童福利連盟です。
【裁判長】連盟へ引き渡した後、随時訪問できるよう保育者の詳細を持っていましたか。
【証人―施盈如】私が追っていたのは養子縁組機関と家庭の資源連携です。
【裁判長】連盟は劉姓保育者の情報をあなたに渡さなかったのですね。
【証人―施盈如】はい。
【受命裁判官】本件の劉児は措置されていたのではないですか。
【証人―施盈如】私のいう「措置」は政府の措置制度に入ることです。政府措置なら定期的に措置会議を開き報告するので、この件を「措置」とは表現しません。
【受命裁判官】この脆弱家庭ケースの終結前には、養子縁組前の劉児の心身の追跡も含まれましたか。
【証人―施盈如】当時は陳ソーシャルワーカーを通して把握していました。
【受命裁判官】その部分は被告陳と業務が重なりましたか。どう対応しましたか。
【証人―施盈如】はい。だからその電話で分担し、陳が子(劉児)、私が実家庭の状態を追うことにしました。
【受命裁判官】つまり子の追跡の主な責任者は陳だと考えましたか。
【証人―施盈如】その話合いによってです。
【受命裁判官】その話合い後、自分には子を追跡する責任がないと考えましたか。
【証人―施盈如】[声を詰まらせて]この事件で私に全く責任がないとは言いたくありません。
【受命裁判官】陳との話合い後、誰がどこで劉児を養育しているか情報を得ましたか。それとも陳が追うと信じたのですか。
【証人―施盈如】はい。陳は専門職なので、ソーシャルワーカーという職業への信頼から、自然に追ってくれると思いました。
【受命裁判官】分担を話し合ったとのことですが、LINEなど当時の分担を確認できる証拠はありますか。
【証人―施盈如】当日の会話は事務所の電話です。樹鶯センターの電話には関連資料がありますが、かなり時間がたち、まだ保存されているか分かりません。
【陪席裁判官】被告陳との関係は協力関係ですか、委任関係ですか。
【証人―施盈如】協力し合う委任関係です。脆弱家庭の問題を分担し、劉児の養子縁組を連盟に委ねました。
【陪席裁判官】脆弱家庭はあなた、養子縁組は連盟が担当するという理解ですか。
【証人―施盈如】はい。
【陪席裁判官】被告陳はこの家庭でほかも担当しましたか。それとも劉児の追跡のみですか。
【証人―施盈如】はい。
【再尋問】
【弁護人】被告との通話中、どちらかが劉児は虐待されていると認識しましたか。
【証人―施盈如】[声を詰まらせて]いいえ。
【裁判長】劉保育者は連盟が指定しました。その養育を断れば連盟は養子縁組ケースを受けないことができますか。この二つは分けられますか。
【証人―施盈如】家族の経済的負担が大きく、連盟が保育料を補助できたため、最終的に連盟の案を選びました。
【第2証人終了】
丁雁琪
カトリック福利会執行長。経験豊富なソーシャルワーカー
自前の措置施設を持つ養子縁組組織の経験から分担を説明。「主担当ソーシャルワーカー」は実務上の協力用語で、個別事例や機関モデルを離れて適用できる単一の法的答えではないと指摘しました。
- 同機関は連盟型の終日提携保育者を用いておらず、連盟の訪問頻度や実務運営について証言できる範囲は限られます。
- 「主担当」が免責のラベルではないことの確認には使えますが、連盟の内規や本件の事実を直接結論づけるものではありません。
丁雁琪は他機関のモデルで分担を説明しました。主事件の姉妹による実際の共同養育という閉鎖環境と照らすと、外部機関が養育者の一方的な説明を越えて確認する仕組みを設ける必要があったかが争点です。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【弁護側尋問】
【弁護人】ソーシャルワークの経歴を教えてください。
【証人―丁雁琪】東海大学社会工作学科を卒業し、東呉大学社会工作研究所で修士号を取得しました。ソーシャルワーカー歴37年で、現在はカトリック福利会執行長です。
【弁護人】民間の養子縁組業務では直接ケースを受けますか。
【証人―丁雁琪】以前は可能でした。2019年以降はすべて政府を通します。
【弁護人】政府から紹介された場合、主担当機関がありますか。
【証人―丁雁琪】家庭にほかのニーズがあれば、ある場合もあります。
【弁護人】その場合、主担当ソーシャルワーカーは誰ですか。
【証人―丁雁琪】個別ケースについては答えられません。
【弁護人】現在、台湾の8つの養子縁組機関はすべて保育者の紹介を支援していますか。
【証人―丁雁琪】6機関は自前の措置施設があります。
【弁護人】誰が主担当かを判断する仕組みがありますか。
【証人―丁雁琪】主担当ソーシャルワーカーの定義は長い年月の中で変化しており…(略)。
【弁護人】養子縁組機関にはサービス規範がありますか。
【証人―丁雁琪】大半の機関にサービスマニュアルがあります。
[児童福利連盟サービスマニュアル348(?)頁を提示]
【弁護人】連盟のマニュアル内容から、業務規範を説明してください。
【検察官】異議。勤務していない機関の内部業務規範の解釈を証人に求めるべきではありません。
[在宅保育サービスセンター訪問指導業務指針を提示]
【弁護人】この訪問指針を見たことがありますか。
【証人―丁雁琪】私の担当にはありません。私たちは養子縁組…(略)の業務を行い、保育は措置施設が担当し、私たちではありません。
[児童虐待識別指標を提示]
【弁護人】児童虐待識別指標を見たことがありますか。
【証人―丁雁琪】私たちはこの資料を持っていません。
【検察側尋問】
【検察官】先ほどの養子縁組業務についての回答は、ご自身の機関についてですか。
【証人―丁雁琪】はい。
【検察官】カトリック福利会には自前の措置施設がありますか。
【証人―丁雁琪】はい。措置施設はすべて政府に登録されています。
【検察官】連盟のように措置施設がなく保育者を採用する方式では、保育者について…12項目の指標…(略)。
(続く尋問:本件の劉児は措置家庭に入っていないが主担当はいたか。追跡報告に異状があった場合は…?書き取りが追いつかず省略。)
【裁判官尋問】
【裁判長】自前の措置施設がない2機関では、在宅保育者の訪問はどう行いますか。
【証人―丁雁琪】保育者は在宅保育センターが管理します。
【受命裁判官】あなたの機関には終日保育者がいないため、連盟のソーシャルワーカーの訪問頻度は分からないのですか。
【証人―丁雁琪】私たちにはいません。…(略)。
【再尋問】
【検察官】主担当ソーシャルワーカーは法律用語ですか。
【証人―丁雁琪】主担当は実務上の協力におけるものです。…(略)。
【証人―丁雁琪】措置施設の措置担当ソーシャルワーカーが作り、主担当に渡します。
【第3証人終了】
黃聖心
台北市立万芳病院救急医。事件当日の主な診療担当医
到院前に呼吸・心拍がなく体温24°Cで、救急チームは「溢乳」を裏づける所見を認めなかったと証言。著しいやせと傷があり、特殊部位の傷は普通の転倒・衝突では説明しにくく、歯ぎしりで歯は脱落しないと述べました。
- 到院時の保育者の説明と直接的な事実の争点を形成します。
- 蔡函妤が診療時に脱落原因を判断できなかったことと矛盾しません。接触時期、情報量、診療状況が異なります。
黃聖心は歯ぎしりで脱落を十分説明できないとしました。劉彩萱の歯ぎしり、自分で転倒・衝突という説明の変遷と、主事件の長期傷害認定を照合し、医療上の警告が不適切に合理化されたか検証すべきです。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察官】1. 徐の証言では、養子縁組は政府許可の特許業務で、連盟は法により自ら措置を手配でき、劉児の養育状況の把握と心身発達の追跡義務を負います。2. 施は脆弱家庭担当として劉児と関わり、登録上の本人は母、支援対象は祖母の未成年の娘と劉児の姉も含む家庭全体でした。劉児には主担当はいませんでした。被告からの電話で異状を確認し、前の保育者のもとでは自傷[原文に誤記]や汚い言葉はなかったと説明。「アクセス可能性」とソーシャルワーカー間の信頼から分担し、陳が劉児を追うことにしました。3. 丁のカトリック福利会には保育者を採用する制度がなく、同会と連盟の養子縁組担当者の責任範囲は異なります。
【弁護人―蔡】:弁論時に意見を述べます。
【弁護人―朱】:連盟は法令上の措置施設ではなく仲介機関です。その他は弁論時に述べます。
【検察側尋問】
【検察官】現在の勤務先を教えてください。
【証人―黃聖心】万芳病院救急部です。当時は研修医、現在は主治医です。事件当日(2023/12/24)は劉児の主な診療担当医でした。
【検察官】ほかの医療スタッフも一緒に診療していましたか。
【証人―黃聖心】劉英國医師と黃思偉医師もいました。劉医師はほかの患者がおり、黃医師と私が子を処置し保育者に接しました。最初は保育者が連れて来て、後から措置中と知り、ソーシャルワーカーと家族への連絡を求めました。
【検察官】どう措置中だと知りましたか。ソーシャルワーカーに連絡しましたか。
【証人―黃聖心】詳細は少し忘れました。トリアージ看護師が付き添いは家族ではないと言いました。救命処置の必要上、私たちは自ら家族を探します。私が連絡したのではなく、保育者にソーシャルワーカーへの連絡を頼みました。
【検察官】後で来たソーシャルワーカーは誰ですか。この被告ですか。
【証人―黃聖心】名前は少し覚えていませんが、顔からするとこの人だと思います。
【検察官】搬送時の子の状態はどうでしたか。
【証人―黃聖心】到院前から呼吸・心拍がないことを保育者に確認しました。保育者は溢乳で、気づいてすぐ連れて来たと言いました。
【検察官】保育者の説明を疑いましたか。
【証人―黃聖心】はい。体温が24度しかなく、口を開けても溢乳の兆候がなかったので、説明に合わないと思いました。
【検察官】死因を確認しましたか。
【証人―黃聖心】その場で写真を撮りました。到院前死亡なので、救急では死因判定は行いません。
[黃思偉医師の調書を提示]
【検察官】調書では保育者に、重篤で傷が異常、典型的な児童虐待の特徴に合致し通報が必要と話しています。救急チームに溢乳らしいと考えた人はいましたか。
【証人―黃聖心】違います。
[万芳病院看護記録票を提示]
【検察官】記録では12月24日午前2時25分に祖母へ傷の説明をしましたか。
【証人―黃聖心】救命処置が長時間続き効果が乏しいため、中止を勧めると祖母に説明しました。
【検察官】傷を説明した時、被告はそばにいましたか。
【証人―黃聖心】もう記憶にありません。
【検察官】祖母やソーシャルワーカーに溢乳の可能性を説明しましたか。
【証人―黃聖心】そうは言っていません。
【弁護側尋問】
【弁護人】保育者はむせ・溢乳と言っていますが、主治医は当日死因を確認できなかったのですか。
【証人―黃聖心】はい。
【弁護人】保育者の説明もソーシャルワーカーへ伝えますか。
【証人―黃聖心】その可能性はあります。
【弁護人】彼女の反応はどうでしたか。
【証人―黃聖心】記憶にありません。
[黃思瑋医師の調書を提示]
【弁護人】当時の保育者の反応はどうでしたか。
【証人―黃聖心】通常の付き添いと比べ、異常に冷静で他人事のようでした。ソーシャルワーカーはかなり驚いていました。
【弁護人】社会局のソーシャルワーカーでしたか。
【証人―黃聖心】私も分かりません。
[万芳病院看護記録票を提示]
【弁護人】00:43に保育者が付き添い受診、ソーシャルワーカーは01:49に来ていますが、看護記録の01:09には社会局ソーシャルワーカーへ連絡とあります。なぜ事実と異なるのですか。
【証人―黃聖心】看護記録を書いたのは私ではないので分かりません。
【再尋問】
【検察官】(追記予定)
【証人―黃聖心】
【検察官】救命できなかった後、ソーシャルワーカーに個別に説明したのはなぜですか。
【証人―黃聖心】あまり記憶にありません。
【検察官】措置に関する問題をご存じですか。
【証人―黃聖心】はい。
【検察官】看護記録が一致しない理由を説明できますか。
【証人―黃聖心】救命処置で忙しく、来たソーシャルワーカーの所属を確認しない場合もあります。
【検察官】児童虐待を通報した際、ソーシャルワーカーに伝えましたか。
【証人―黃聖心】私は伝えていませんが、ほかの人は分かりません。
【裁判官尋問】
【受命裁判官】劉児の当初のトリアージ手順を説明できますか。
【証人―黃聖心】到院前死亡ではトリアージせず、直ちに救命処置です。【受命裁判官】どう傷に気づきましたか。救命前に傷を確認しますか。救命処置による傷とどう区別しますか。
【証人―黃聖心】胸骨圧迫や挿管など救命処置による傷は、特定の部位に生じます。
【受命裁判官】児童虐待を示す異常な傷で印象に残るものはありますか。
【証人―黃聖心】耳の後ろ、性器、腹部より下のあざなど…(略)。
【受命裁判官】外傷以外に異常な身体状態はありましたか。
【証人―黃聖心】一般に1歳10か月なら10キロ以上あるはずですが、受診時は低体重でした。
【受命裁判官】通常、総合判断で児童虐待を通報する基準は何ですか。
【証人―黃聖心】想定されるものと合わない傷があれば、まず養育者に確認し、説明の変化や不合理さを判断します。現状と合わない、問題がある場合に児童虐待を通報します。
【受命裁判官】主要養育者が保育者だと誰が言いましたか。
【証人―黃聖心】保育者本人です。
【受命裁判官】その場で祖母が主要養育者だと言った人はいましたか。
【証人―黃聖心】違います。
【受命裁判官】劉児は溢乳だと言ったのは誰ですか。
【証人―黃聖心】保育者です。
【受命裁判官】通報時に主要養育者へ知らせますか。安全上の懸念はありませんか。
【証人―黃聖心】説明者に再確認し、同じ回答なら通報します。相手に攻撃性があるか判断し…(略)。
【受命裁判官】救命処置中にソーシャルワーカーや保育者と接しましたか。
【証人―黃聖心】はい。
【受命裁判官】責任を逃れたがっていると感じましたか。
【証人―黃聖心】はい。保育者は夜10時にミルクを飲み呼吸していて、その後だんだん苦しそうになったと言いました。しかし12時に来た時には既に到院前死亡でした。
【受命裁判官】その説明を疑問視しましたか。
【証人―黃聖心】そうした記憶があります。再確認しても保育者は10時に飲み呼吸があり、後から苦しくなったと強調し続け、むせを死因に誘導したいようでした。
【受命裁判官】保育者が死因を説明した時、ソーシャルワーカーはいましたか。
【証人―黃聖心】いいえ。来たばかりの時です。
【受命裁判官】到着後、被告は保育者の立場で話しましたか。
【証人―黃聖心】記憶にありません。
【受命裁判官】自分から被告に話しかけましたか。どの程度話しましたか。
【証人―黃聖心】はい。保育者は医療上の決定ができないので、ソーシャルワーカーと家族に救命中止の理由を説明する必要がありました。その時、警察にも連絡しました。
【受命裁判官】なぜ警察に連絡しましたか。
【証人―黃聖心】当初家族が見つからず、警察の協力が必要だったためです。
【受命裁判官】つまり当初は児童虐待の届出ではなく、人を探すためですか。
【証人―黃聖心】はい
【受命裁判官】当時の被告の発言を覚えていますか。
【証人―黃聖心】記憶にありません。
【受命裁判官】当時の状態なら、一般の医師、さらに医学知識や経験のない裁判官や一般人でも劉児の異常が分かりますか。その理由は何ですか。
【証人―黃聖心】分かります。1歳10か月で低体重に加え、顔と体に多数のあざや擦り傷があり、顔の傷は服を脱がさなくても見えました。
【受命裁判官】この年齢で歯ぎしりにより歯が抜けますか。医師としてどう考え、根拠は何ですか。
【証人―黃聖心】あり得ません。歯の中には神経と歯髄があり、歯ぎしりで削れるのは歯冠で、折れるまで削れることはありません。
【受命裁判官】保育者は子が自分でぶつけると言っていましたが。
【証人―黃聖心】普通の子は膝や骨の部分をぶつけることはありますが、耳の後ろ、口蓋垂、性器の傷は転倒や衝突では生じにくいです。
【裁判長】警察への連絡は家族が見つからなかったためですか。
【証人―黃聖心】はい。
【証人―黃聖心】一番最初の時です。
【裁判長】保育者は責任を切り離そうとし、ソーシャルワーカーは驚いていたのですか。
【証人―黃聖心】非常にはっきりしていたわけではありません。
【証人―黃聖心】記憶にありません。
【陪席裁判官】通常、児童虐待を判断する基準や根拠は何ですか。
【証人―黃聖心】1.低体重、汚れた乱れた衣服、予防接種未実施の可能性、長く未処置の傷、受診の遅れ。2.身体的虐待、例えば特殊部位の傷や円形のやけどです。
【陪席裁判官】搬送時、体が冷たい以外に外見の異常はありましたか。
【証人―黃聖心】1.明らかな低体重・栄養不良。2.顔の多数の傷。3.耳の後ろの傷と全身の多数のあざです。
【陪席裁判官】あざは各所にあり、服をまくらなくても見えましたか。
【証人―黃聖心】顔が比較的印象に残っています。
【陪席裁判官】そのあざは服を脱がさず見えましたか。
【証人―黃聖心】はい。
【第1証人終了】
李芳玲
児童福利連盟北部社会工作処・上級主任/行政管理職
提携保育者、ソーシャルワーカー研修、管理職の分担、事件後のグループを説明。法廷で「一晩で3本すり減って抜ける」のは異常、事件時の支援記録は未完成と認め、記録を補完するよう求めた会話も示されました。
- 葉亭希・葉詩宇・江怡韻の証言とともに、複数の正式記録が事件後も未完成または整理中だったことを示します。
- 完成の遅れは裁判所の偽造認定を意味しません。陳尚潔の文書偽造部分は第一審無罪で、分けて示す必要があります。
李芳玲の仲介・管理職・記録手続の説明は、劉彩萱の情報の真実性や劉若琳の共同関与と照合すべきです。現場情報が保育者由来だからといって相互確認を省略できません。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察側尋問】
【検察官】現在の職務を教えてください。
【証人―李芳玲】児童福利連盟北部社会工作処の上級主任です。(養子縁組ソーシャルワーク経験25年。)
【検察官】被告との業務上の関係は何ですか。
【証人―李芳玲】行政管理職です。
【検察官】行政管理職の業務を詳しく説明できますか。
【証人―李芳玲】中央との連絡、養子縁組支援の計画、養親マッチング時の指導などです。
【検察官】ソーシャルワーカーは児童虐待識別研修を受けますか。
【証人―李芳玲】養子縁組には20時間の講習がありますが、児童・少年に重点を置いた…(追記予定)で、明確な講座はありません。
[2/29(?)の児童福利連盟の裁判所提出書面を提示]
【検察官】ここには「本会のソーシャルワーカーは全員、児童虐待識別…講習に参加」とあります。なぜ説明と違いますか。
【証人―李芳玲】先ほどは法令の規定を答えました。これは別途実施した講習です。
【検察官】つまり児童虐待識別の研修は受けていたのですね。
【証人―李芳玲】はい。
[「OO小さな天使」グループのメッセージ記録を提示]
【検察官】このグループは2023年12月24日作成ですが、あなたもメンバーでしたか。
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】設立目的は何ですか。
【証人―李芳玲】事件後の内部連絡と分担の場です。
【検察官】情報を統合し、対応を統一するためということですか。
【証人―李芳玲】主に分担のためです。
[グループ内の会話記録を提示]
【検察官】あなたは「保育者が劉児を歯科に連れて行ったのは脱落歯か歯ぎしりか。11/23~12/24に何か通報があったか。これは重要!」と尋ねています。なぜですか。
【証人―李芳玲】私は一級管理職で、12/24に初めてこの件を知ったので、状況を把握する必要がありました…(略)。
【検察官】当時、被告の業務記録を見ていましたか。(要確認)
【証人―李芳玲】当時、業務記録は完成していませんでした。
【検察官】白紙でしたか。業務規定違反でしたか。
【証人―李芳玲】養親マッチング前までに支援記録を完成する規定で、本件はまだその段階ではなく、違反ではありません。
【検察官】メッセージで被告が11/19に保育者が…(略)と述べ、あなたは「一晩で3本すり減って抜けた?」と返しましたね。
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】リスク評価上、訪問頻度を増やす必要はありませんか。
【証人―李芳玲】一晩で3本というのは25年で経験がなく驚きました。規範上、訪問を増やすのは子とソーシャルワーカーがより親しくなるためで…(略)。
【検察官】一晩で3本抜けても訪問頻度を増やさなくてよいという意味ですか。
【証人―李芳玲】医療専門家の助けを求めるべきなので、当時は保育者に受診させるよう求めました。
[葉亭希と陳美怡(?)の会話記録を提示]
【検察官】これを覚えていますか。
【証人―李芳玲】これは「OO小さな天使」グループの記録ですか。
【検察官】いいえ。
【証人―李芳玲】葉亭希と陳美怡は前後任の管理職です。
【検察官】では管理職グループですか。
【証人―李芳玲】3人だけなら、そうだと思います。
【検察官】12/24に「虐待の可能性がかなり高いと思う。陳尚潔の回答も混乱している…保育者の話を全部信じてはいけない。陳尚潔は12/7に知ったのに確認せず、今月の家庭訪問もない…」と言っています。なぜここで陳尚潔に不備があると示したのですか。今月の訪問がないのは規定違反だと思いましたか。
【証人―李芳玲】その場のソーシャルワーカーの自己点検で、管理職なら当然振り返ります。私が言ったのは…その月は保育者のさまざまな理由で訪問できなかった…(略)ということです。
[会話記録を提示]
【検察官】事件後の12/28に「麗芳が双北の管理職から、家庭外措置は重大児童虐待検討会議の開催基準に合わないと聞いた。良い知らせと言える」と述べています。なぜ良い知らせなのですか。
【証人―李芳玲】政府の規定です。悪い状況ばかりで心身のストレスが大きく、良い知らせと思いました。
[「OO小さな天使」グループの続く会話を提示]
【検察官】2024/3/10に「子の身体異状の説明…記者に今聞かれたので、対外説明を統合しよう」と述べています。なぜその時統合したのですか。
【証人―李芳玲】うわさが飛び交い、誰も説明を聞こうとしなかったためです…(省略)。
【検察官】陳尚潔は9/25の写真について、保育者は公園遊びでぶつけたと説明し、10/24に傷が治ってから一緒に祖母へ送ると答えています。傷が治ってからまとめて送る規定がありますか。
【証人―李芳玲】ありません。いつ送るかは定めていません。
[「1224事故対応」グループの会話記録を提示]
【検察官】このグループにいましたか。
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】設立目的は何ですか。
【証人―李芳玲】本件の対応です。
【検察官】なぜ陳尚潔を除外したのですか。
【証人―李芳玲】陳は何日も連続勤務していたため、休ませました。
【検察官】既に「OO小さな天使」があるのに、なぜ陳尚潔を除くグループをさらに作ったのですか。
【弁護人】異議。検察官は既に質問しています。
【裁判長】検察官の質問の目的は何ですか。
【検察官】質問を修正します。このグループは劉児の経過年表を整理するために作りましたか。
【証人―李芳玲】任務の一つです。
【検察官】ほかの任務は何ですか。
【証人―李芳玲】覚えていません。当時は…(省略)。
【検察官】経過年表のファイルはどう完成させましたか。
【証人―李芳玲】内部のファイルを組み合わせて作りました。
【検察官】被告の支援記録を参照しましたか。
【証人―李芳玲】支援記録はその時まだ未完成でした。
【検察官】ではケース開始記録と紹介票だけですか。
【証人―李芳玲】はい。
[「OO小さな天使」グループの続く会話を提示]
【検察官】「尚潔にまず記録を補完させ、私たちは…(略)、これなら間に合うはず」と述べています。この支援記録の「補完」は、養親マッチング前までに完成すればよいとの説明と合わないのでは。
【証人―李芳玲】ソーシャルワーカーは最後になって書くのではなく、先に概要を書き、詳細が自分のメモに残っていることがあります。「補完」はその意味です。
[児童福利連盟短期措置保育業務指針を提示]
【検察官】これはあなた方の保育業務指針ですか。説明してください。
【証人―李芳玲】はい。本会は…措置施設ではないので、…によって子どもが良好な養育を受けるようにします。
【検察官】保育者の資格審査をしているようですが、条件は何ですか。
【証人―李芳玲】1.資格を持つ適格な保育者であることが前提。2.養親マッチングや早期療育など、私たちが必要とする協力に応じる意欲が重要です。
【検察官】審査では実際に家も見に行きますか。
【証人―李芳玲】行きます。
【検察官】協力する意欲を確かめるだけなら書面への署名で足ります。なぜ実際に家へ行くのですか。
【証人―李芳玲】私たちは対面で仕事をする習慣があり、そこは子どもが暮らす場所だからです…(省略)。
【検察官】保育家庭に研修講座を行いますか。
【証人―李芳玲】はい。出養児を養育する際の特殊な状況をさらに理解する必要があります……(省略)
【検察官】月1回の訪問と不定期の電話連絡を行い、出養児の状態を確認する規定がありますか?
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】本件の劉保育者も募集を通じて採用され、審査を受けたのですか?
【証人―李芳玲】私は関与していません。後から、この保育者もその手順で入ったと知りました。
[OO小天使グループの会話内容を提示]
【検察官】グループで「当会の保育者とはもう言わないで。ただし外部には私たちが家庭に紹介したとも言わないで」「……劉保育者は知り合いの保育者から紹介された」と指示したのはなぜですか?劉保育者と児童福利連盟(児盟)の関係を切り離すためですか?
【証人―李芳玲】言い間違いです。外部に紹介の意味を誤解されることを心配して……(省略)
【検察官】児盟と保育者の関係は?どのように管理していますか?
【証人―李芳玲】協力関係による保育です。保育者はすでに政府の保育管理を受けていると考えています。
【検察官】それなら免許を持つ合法的な保育者は誰でも児盟の保育者になれるのに、なぜ周保育者には特別な資格審査が必要だったのですか?
(【弁護人】異議。【裁判長】異議を却下します。)
【証人―李芳玲】出養児は当初さまざまな状態にあることがあり、保育者にはより多くの世話を求めます……(略)。面談で機関との協力意思を確認し、理解して同意した人に担当してもらいます。
[会話内容を提示]
【検察官】会話で江怡韻は「今日、祖父母が来た。検察官は陳尚潔に再度質問したが口調はよくなっていた。樹鶯センターのソーシャルワーカーが世話の不十分さを盛んに批判したので、こっそりにらんだ……(略)」と述べています。そのワーカーを知っていますか?
【証人―李芳玲】知りません。【検察官】なぜ検察官の態度の変化がよい知らせなのですか?
【証人―李芳玲】検察官は当初、私たちが保育者と一緒に劉皓剴を死なせたと認定していたので……(略)、あまりに恐ろしかったです。
【検察官】劉児には正式な措置が行われたのですか?
【証人―李芳玲】措置はありませんでした。
[李芳玲と白麗芳の会話記録を提示]
【検察官】白麗芳はあなた方の執行長ですか?
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】会話で白麗芳が「措置されて長いの?」と尋ね、あなたは「4か月」と答えています。なぜここでは措置と言ったのですか?
【証人―李芳玲】以前からの言い慣れた表現で、正式な用語ではありません。
[OO小天使グループの会話内容を提示]
【検察官】事件当日、「今日は主担当ワーカーと連絡が取れそう?」と言いました。主担当とは誰ですか?
【証人―李芳玲】通常、主担当とは政府のソーシャルワーカーを指します。
[同日の調書を提示]
【検察官】同日の調書では「陳尚潔が主担当ワーカーで、私はその上司」と述べています。なぜ陳を主担当と言ったのですか?
【証人―李芳玲】養子縁組業務の主担当ワーカーです。
[児盟から台北市政府への公文書(?)を提示]
【検察官】文書には「……幼児の保育状況を陳ワーカー(主担当)へ報告……」とあります。なぜここで陳を主担当としているのですか?
【証人―李芳玲】判別できません……私の理解を述べることしか……(記録が追いつかず)
[児童福利連盟の内部規定を提示]
【検察官】規定では……(略)、ワーカーは赤ちゃんの成長記録や月次記録表を作成するのですか?
【証人―李芳玲】以前この書式があり、訪問時に子どもの情報を集めるためのものでした。
【検察官】訪問時にこの表を記入する必要がありますか?
【証人―李芳玲】業務量が多いので使用してもしなくてもよく、代わりにケース支援記録に書けます。記録する内容は同じです。
【検察官】陳尚潔のケース支援記録を見たことがありますか?
【証人―李芳玲】私は彼女の記録を審査する上司ではありません。
[陳のケース支援記録を提示]
【検察官】この記録を検察官に提出したのはあなたですが、読んだことがありますか?
【証人―李芳玲】処理した際には読みました。
【検察官】いつのことですか?
【証人―李芳玲】記憶にありません。順次、ということです。
【検察官】112年(2023年)12月25日に陳尚潔へ補完を求めましたが、その時すでに支援記録はありましたか?【証人・李芳玲】いいえ。当時は状況を早く把握するためでした。
【検察官】当時、陳尚潔に業務メモがあると知っていましたか?12月25日にこれを見ましたか?
【証人―李芳玲】陳個人については分かりません。多くのワーカーにメモを取る習慣があることは知っています。
【検察官】113年(2024年)3月20日の児盟捜索時、白麗芳に「陳尚潔が被告になった。弁護士を依頼するので、他はもう話さないで」と連絡しました。警察が陳を連れて行って説明を求める際、拘引状を要求したのはあなたですか、白麗芳ですか?
【証人―李芳玲】現場にはいましたが、言っていません。分かりません。当時、警察の聴取に答えて……(記録が追いつかず)
【弁護側尋問】
【弁護人】あなたの経験では、子どもは引き続き社会福祉センターの追跡対象となるべきですか?
【証人―李芳玲】はい。そうしてもらいたいと考えています。
[政府委託措置の手順を提示]
【弁護人】第3項第4点には、出養については原則として本手順の適用外とあります……。出養児は全員、措置から除外されるのですか?
【証人―李芳玲】政府の別の措置要件を満たす出養児なら措置される場合もありますが、劉児のようにどれにも該当しなければ除外されます。記[原文末尾]
【弁護人】これが不適切な家庭外措置である以上……(略)
【証人―李芳玲】出養児を政府の措置から除外すべきではないと、政府に抗議しました。
[OO小天使グループの会話内容を提示]
【弁護人】この会話によれば、陳尚潔は施ワーカーを通じて周保育者に劉児の死亡を伝えたのですか?
【証人―李芳玲】はい。
【弁護人】保育者を募集しなかったのは需要が減ったからですか?
【証人―李芳玲】はい。出養件数が減り、未受託の保育者も多かったので、劉姉妹が最後でした。
【弁護人】協力保育者にするかどうかを陳尚潔一人で決められますか?
【証人―李芳玲】いいえ。会議で話し合う必要があります。
[児童福利連盟XX手引きの、家族が出養を中止した場合の費用請求部分を提示]
【弁護人】59~60ページに児盟の料金、分割返済、減免などが書かれています……(記録が追いつかず)。どういう意味ですか?
【証人―李芳玲】出養を取りやめた場合、それまで児盟が保育者に委託した費用には複数の支払い方法があり、……分割返済や減免もあります。できれば家族が引き取り、出養しないことを望んでいます。
[児童福利連盟の内部規定・赤ちゃんの成長記録規定を提示]
【弁護人】成長記録には必ずこの表を記入するのですか?
【証人―李芳玲】業務量が多いため後に書式を簡素化し、支援記録へ直接書けるようにしました。
【弁護人】記録方法の変更は赤ちゃんの心身の発達に影響しますか?
【証人―李芳玲】いいえ。記入すべき重要項目はすでに身についています。
【弁護人】前の養育者から子どもの心身の発達を確認すべきですか?
【証人―李芳玲】はい。
【弁護人】これまでの経験で、養子縁組に影響するのはどんな状況ですか?
【証人―李芳玲】出生時の背景など多くの要因があります……(略)
[児童福利連盟の保育契約書を提示]
【弁護人】この契約を見たことがありますか?なぜ三者契約なのですか?
【証人―李芳玲】私が起草しました。主には児盟が保育費を補助するためです。
【弁護人】契約上、児盟(丙)はどのような義務を負いますか?
【証人―李芳玲】主な責任義務は甲乙双方にあり、私たちは主に伝達をします。契約では……(記録が追いつかず)。過程で原家族との関係を維持してほしいと思っています。
【弁護人】この契約を終了できるのは誰ですか?
【証人―李芳玲】甲と乙です。
[OO小天使グループの会話内容を提示]
【弁護人】グループで支援記録の記載方法を話し合いましたか?
【証人―李芳玲】113年(2024年)以降の支援記録を江と陳が共同で書くよう調整しました。
【弁護人】他の人も一緒に話し合いましたか?
【証人―李芳玲】違います。
【弁護人】作成した出来事の年表と支援記録は同じですか?
【証人―李芳玲】違います。
【弁護人】このグループ(1224事故対応グループ?)の最後で、陳を「休ませる」ためと言い、後に「陳が復職したので元のグループに戻る」と述べています。なぜですか?
【証人―李芳玲】休暇中の陳がグループのメッセージで妨げられないよう作ったものだからです。
[県市政府の在宅保育サービスセンター訪問業務指針を提示]
【弁護人】事件前にこの指針を見たことがありますか?
【証人―李芳玲】違います。
【弁護人】誰に適用される指針だと考えますか?
【証人―李芳玲】在宅保育センターです。
[児童虐待の臨床徴候に関する12項目の注意事項を提示]
【弁護人】この児童虐待の注意事項文書を見たことがありますか?
【証人―李芳玲】違います。
【弁護人】児盟の虐待識別の内容とは違いますか?
【証人―李芳玲】もちろんです。ワーカーの虐待識別の内容はこんなに少なくありません。これは大まかすぎると思います。
【弁護人】養子縁組担当ワーカーは出養児の虐待の有無を常時注意できますか?
【証人―李芳玲】できません。相手は合法的な在宅保育者と考えており、訪問は子どもとの関係を築いて養親家庭へ円滑に移行するためです……(略)。悪意をもって隠された場合、常時気づくことはできません。
【再尋問】
【検察官】政府が出養児を措置しないことに抗議したのですか?
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】前回の丁雁琪証人は、出養児は全員自機関の施設にいて、あなたの言う「政府の措置がない」状況ではないと述べました。同じ出養あっせん機関なのに、なぜ相手には施設があり、あなた方にはないのですか?
【証人―李芳玲】はい……(追記待ち)
【検察官】成長の記録方法には1.支援記録、2.児童成長月次記録表があります。事件時、被告が実際に何を書いていたか知っていますか?
【証人―李芳玲】分かりません。
【検察官】では被告が業務規則どおり1.支援記録または2.成長月次記録表を完成していたか、知らないのですか?
【証人―李芳玲】はい。
【検察官】保育者審査の重点は養子縁組サービスに協力する意思ですか?
【証人―李芳玲】はい。私たちの業務への協力が必要です……(先ほどの説明を繰り返す)
【検察官】児盟の訪問では子どもの身体の安全に気を配らなくてよいのですか?
【証人―李芳玲】注意は必要ですが、真実の情報を得られるかによります。
【弁護人】「補完」とは全く書いていないという意味ですか、それとも完成させることですか?
【証人―李芳玲】元々どれだけあったか分かりません。12月25日以前には支援記録を見ていません。
【裁判官尋問】
【受命裁判官】総督導として彼女の業務に責任を負うのですか?
【証人―李芳玲】私は養親候補とのマッチング後を担当します。
【受命裁判官】出養前の準備業務は監督しますか?
【証人―李芳玲】私ではありません。
【受命裁判官】では誰ですか?
【証人―李芳玲】江怡韻と他の管理職です。
【受命裁判官】なぜあなたはマッチング後、江はその前なのですか?
【証人―李芳玲】出養の過程が長いので内部で分担しています。
【受命裁判官】その分担はあなたの一方的な説明ですか、根拠がありますか?例えば会議記録は?
【証人―李芳玲】会議記録はありません。自分たちで分担しました。
【受命裁判官】出養前後の監督内容を説明してください。業務区分が不明確な場合、江怡韻との権限・責任はどう分けますか?
【証人―李芳玲】ワーカーは各方面で監督を受けます。私は総督導ですが、陳尚潔の個別督導は江怡韻です。【受命裁判官】自分の業務範囲をどう明確にしていますか?
【証人―李芳玲】マッチング後を担当します。本件なら出養前の受理時期は知りませんが、マッチング会議は主宰します……(略)
【受命裁判官】事前予約なしで訪問する規定はありますか?
【証人―李芳玲】その規定はありません。
【受命裁判官】訪問を増やす必要があるのはどんな場合ですか?
【証人―李芳玲】特別な必要がある場合、例えば年長児が出養に適応しにくい場合などです……(略)
【受命裁判官】本件資料には頭のあざ、痩せ、表情の異常があります。訪問頻度を増やす条件に達していましたか?
【証人―李芳玲】まず質問し、明らかに不合理なら訪問頻度を上げます。
【受命裁判官】一晩で歯が3本抜けたなら訪問を増やす必要がありますか?
【証人―李芳玲】医療者の専門意見を求めるべきです。
【受命裁判官】本件で見た証拠から、普通のワーカーは劉保育者のこの説明を受けて何をすべきだと思いますか?
【証人―李芳玲】それは推論できません。
【受命裁判官】でも総督導ですよね?
【証人―李芳玲】私は彼女の督導ではありません。
【受命裁判官】あなたの督導経験から尋ねています。
【証人―李芳玲】私の知る限り、陳尚潔は劉保育者が歯科へ連れて行った後、歯科医が何と言ったか追加で尋ねました。保育者が巧妙に隠し、小児科医や歯科医も関与していたなら、他のワーカーでも同様になった可能性があると思います。
【受命裁判官】被告は、あなた方が必要と考える水準まで行ったのですか?
【証人―李芳玲】そう思います。
【受命裁判官】出養前の業務は把握していない範囲と言いませんでしたか?
【証人―李芳玲】把握しています。
【受命裁判官】では予定していなかった質問をします。劉児の養育者を周保育者から劉保育者へ替える際、評価はしましたか?
【証人―李芳玲】彼女たちは評価しました。
【受命裁判官】どのように評価したか知っていますか?
【証人―李芳玲】私は関与していません。
【受命裁判官】巻証には「周月は少し怖い」とあります。個人的な好き嫌いや便宜で劉保育者を選んだ可能性は?主観で変更を決め、元の養育者を維持する方が子どもの最善の利益にかなうという一般的な考えから逸脱したのでは?【証人・李芳玲】私たちの考えは一般の人と違い、外部の人には養子縁組業務の要件は理解できません。
【受命裁判官】本件で周か劉かを決めたのは陳尚潔ですか?一人で決められますか、内部での協議が必要ですか?
【証人―李芳玲】当時、督導と話し合うべきでした。
【受命裁判官】この決定の権限・責任者は誰ですか?
【証人―李芳玲】………(記録が追いつかず、追記待ち)
【受命裁判官】この決定に個人の好き嫌いが交じることはありますか?
【証人―李芳玲】……すべきだと思います(追記待ち)。個人の好き嫌いは排除できません。
【受命裁判官】事件後の会議では、被告に全く落ち度がないと考えましたか、それとも不十分・不適切で改善が必要な点がありましたか?
【証人―李芳玲】会議は制度についての議論でした。
【受命裁判官】職員への懲戒は行いましたか?
【証人―李芳玲】個人を処分する考えはありませんでした。皆、制度に従って行動しています。
【受命裁判官】では本件で被告に行政上の処分は一切なかったのですか?
【証人―李芳玲】違います。
【受命裁判官】彼女に何か不適切な点があったと思いますか?
【証人―李芳玲】本件を遺憾に思い、改善します。
【受命裁判官】改善には何を間違えたか知る必要があります。管理職として彼女に誤りはないと結論づけるなら、もし誤りが……(記録が追いつかず)
【証人―李芳玲】彼女個人については、誤りはないと思います。
【陪席裁判官】社会局や他機関とは訪問の重点が違うとのことですが、あなた方の重点は何ですか?
【証人―李芳玲】福祉には多くの領域があり、私たちは出養前評価など出養業務を担当します……(省略)
【陪席裁判官】それは訪問ではありません。保育者を訪問する際、何に注意しますか?
【証人―李芳玲】子どもと関係を築き、成長、食事、排泄などを把握することです。
【陪席裁判官】出養までの期間、子どもを健康な状態に保つ義務はありますか?
【証人―李芳玲】出養児にはさまざまな状態があり、健康を保証することはできません……(証人の回答はやや意味不明に感じられたため省略)
【陪席裁判官】歯を3本すり減らすのは健康な状態ですか?……(記録が追いつかず、補足歓迎)
【証人―李芳玲】………(記録が追いつかず、補足歓迎)
【陪席裁判官】出養の要請に協力できる保育者の具体的条件は何ですか?
【証人―李芳玲】24時間保育が必要で、頻繁な早期療育・受診や原家族との面会にも対応する必要があります。引き受けたがらない保育者は多いです。
【陪席裁判官】劉児の保育者の評価で、比較表を作成したか知っていますか?
【証人―李芳玲】彼女たちが会議で決めた部分で、私は関与していません。
【陪席裁判官】誰が会議をしたのですか?
【証人―李芳玲】陳尚潔とその督導です。
【陪席裁判官】では会議記録や報告を見ていないのですか?
【証人―李芳玲】はい。
【裁判長】事件当時、被告の担当件数を知っていましたか?
【証人―李芳玲】出養前や出養後の追跡など各段階を含め、当時は20件と答えました。
【裁判長】劉児と同じ段階の案件は何件でしたか?
【証人―李芳玲】把握していません。
【裁判長】本件後、児盟は陳の担当案件を再検討しましたか?
【証人―李芳玲】いいえ。それまでも毎月督導と話し合っていたはずだからです。
【裁判長】その記録を見ましたか?
【証人―李芳玲】見ていません。分かりません。
【裁判長】陳は現在も児盟に勤めていますか?
【証人―李芳玲】現在は休職中で、職務は変わっていません。
【裁判長】同じ業務の同僚も、このような報告を適時に完成できないのですか?
【証人―李芳玲】大半はマッチング前に完成できます。
【裁判長】普段の状況は把握していますか?
【証人―李芳玲】早めに提出する習慣の人も当然います。【裁判長】どの保育者に預けたか、養育状況はどうか、新北の社会福祉センターへ直ちに報告しましたか?
【証人―李芳玲】したと聞いています……(追記待ち)
【裁判長】直ちに新北の社会福祉センターへ報告したと、誰から聞きましたか?
【証人―李芳玲】後から知りました……分かりません。(追記待ち)
【裁判長】一度に歯ぎしりで3本失うのは正常だと思いますか?
【証人―李芳玲】そうは思いません。
【陪席裁判官】劉保育者との協力で出養が成功した例はありますか?
【証人―李芳玲】マッチングの成功例はありませんが、2人目の子どもでした。
【第2証人終了】
江怡韻
児童福利連盟の督導/陳尚潔の直属督導
月次の口頭督導、閲覧した写真の範囲、事件後の記録整理を説明。事件前には陳尚潔の業務メモや会話全文を見ておらず、事件後に警察または追加写真で初めて子どもが「別人のよう」と感じたと証言。
- 李芳玲の「記録は未完成」、葉亭希の「捜索まで探さなかった」、葉詩宇の「12月29日にも請求中」と照合する。
- 「重大な落ち度」などの表現は捜査時と法廷で変化があり、調書全文・関連資料で判断すべきで、直ちに虚偽と表示しない。
江怡韻が説明した脆弱家庭の主担当と児盟の分担は、子どもが実際には劉姉妹の共同養育網にいたことと照合すべきである。行政上の分担は、各自が警告兆候を得た後の紹介・確認・通報の問題を変えない。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察側尋問】
(途中入席のため冒頭は記録できず)
【検察官】...
【証人・江怡韻】...
【検察官】陳尚潔は児童虐待に関する研修を受けていますか?
【証人・江怡韻】記憶では……(追記待ち。外の妨害があり、最後列では証人の回答がよく聞こえず)
【検察官】...
【証人・江怡韻】...
[グループ会話記録を提示]
【検察官】1月4日(?)のグループ会話で「……(前略:剴剴の前後の写真を比較する趣旨)本当に別人のよう……」と述べたのはなぜですか?
【証人・江怡韻】陳尚潔は10月の写真を見せましたが、9月のものは見ていません……(略)
【検察官】この状況は児盟の業務規則上、訪問回数を増やす条件に該当しませんか?
【証人・江怡韻】その規則は養子縁組対象児との関係構築についての部分です……(略)。剴剴の写真は当時話し合い、保育者の説明は合理的だと考えました。
【検察官】1月4日に「別人のよう」と言いながら、以前は見ていなかったのですか?
【証人・江怡韻】後に女性警察官の携帯で写真を見て初めて驚きました。
【検察官】支援記録をいつまでに完成するという内部規定はありますか?
【証人・江怡韻】子どものマッチング前に全記録を作成します……(ワーカーが自分でメモを取ることに触れた可能性あり、略)
【検察官】彼女のメモを見たことがありますか?
【証人・江怡韻】見せてもらっていません。
[グループ会話記録を提示]
【検察官】112年(2023年)12月25日、陳尚潔に祖母とのメッセージ画像を整理するよう伝えました。それ以前に会話内容を見ていましたか?
【証人・江怡韻】見ていませんでした。
【検察官】……メモがあると言いましたか?(追記待ち)
【証人・江怡韻】……(追記待ち)
【検察官】陳の督導として監督上何をするのですか?支援する必要がないように聞こえますが?
【証人・江怡韻】……(趣旨は、マッチング前の記録完成を確認すればよいというもの。追記待ち)
【検察官】ではマッチング前は何の記録も見せなくてよいのですか?
【証人・江怡韻】はい、慣例です……
[OO小天使グループ会話記録を提示]
【検察官】グループで李芳玲が「尚潔はまず本来書くべき記録を補完して」と述べています。どういう意味ですか?
【証人・江怡韻】私の理解では、おそらく……(陳の記録は業務メモにあるという趣旨。追記待ち)
【検察官】メモの要約を見たことがありますか?見る必要はないのですか?
【証人・江怡韻】ありません。毎月定期的に報告してくれます。
【検察官】では報告を聞くだけでよいのですか?
【証人・江怡韻】はい。
[児童福利連盟の短期措置保育業務指針を提示]
【検察官】この指針を見たことがありますか?
【証人・江怡韻】以前見たことがあります。
【検察官】劉保育者はこの指針に基づいて児盟の協力保育者になったのですか?
【証人・江怡韻】最初に相談に来て、職業登録や無犯罪証明を提出しました。家庭訪問と会議での協議も行います。
【検察官】家庭訪問とは?
【証人・江怡韻】ワーカーが保育者宅の環境を審査します。早期療育への協力などが必要です……。
【検察官】協力保育者を選ぶ条件は何ですか?
【証人・江怡韻】政府の有資格保育者なので基本的に信頼しています。主な考慮事項は1.業務への協力、2.環境です。【検察官】つまり政府より審査基準が高いのですか?
【証人・江怡韻】分かりませんが、私たちなりの観点があります。
【検察官】出養児の心身の発達をどう評価しますか?
【証人・江怡韻】訪問チェックリストなど、設定した基準に基づいて評価します。
[児盟内部規定・赤ちゃんの成長記録規定を提示]【検察官】月次成長記録を作成するとありますが、どのように記入しますか?
【証人・江怡韻】ワーカーの記録量が多いので、もし……(記録が追いつかず)
【検察官】つまり業務規則の表2.6と2.7に記入するか、支援記録に書くかですか?
【証人・江怡韻】はい。
【検察官】12月24日に李芳玲が補完を求めた時点で、どこまで完成していたか知っていますか?
【証人・江怡韻】確認していません。
【検察官】陳尚潔の支援記録には①113年2月2日版、②113年3月12日版、③最終答弁書版の3版があります。デジタル鑑定では、全ファイルの作成者が被告ではなくあなたでした。なぜですか?
【証人・江怡韻】分かりません。ファイルを開いて見たかもしれませんが、分かりません……。
【検察官】業務記録は彼女と一緒に完成させたのですか?
【証人・江怡韻】12月末までの分は本人が作成しました。陳は家族に付き添う必要があったので、1月以降は彼女の話を私が書きました。
[陳尚潔の支援記録・第2版を提示]
【検察官】最下部の承認印はあなたが押しましたか?誰かがあなたの印を使いましたか?
【証人・江怡韻】私が押したはずです。
[陳尚潔の支援記録・第3版を提示]
【検察官】第2版の内容に加え、各部分に会話記録が挿入されています。見たことがありますか?
【証人・江怡韻】見ていません。
【検察官】審査後も支援記録を自分で変更できるのですか?随時修正できますか?
【証人・江怡韻】修正できますが、再度承認に回す必要があります。
【弁護側尋問】
【弁護人】あなたの業務経験では、本件の主担当ワーカーは誰ですか?
【証人・江怡韻】10年間働いてきて、主担当とは政府のワーカーを指しています。
【弁護人】樹鶯社会福祉センターは子どもの状況を追跡すべきですか?
【証人・江怡韻】はい。
【弁護人】陳尚潔から「分担」「陳が子どもの状態を追跡する」と聞きましたか?
【証人・江怡韻】聞いていません。
[児盟XX手引きの、家族が出養を中止した場合の費用請求部分を提示]
【弁護人】出養の中止とは?
【証人・江怡韻】出養する側が中止を決めることです。
【弁護人】劉児を周保育者に預ける案を話し合いましたか?
【証人・江怡韻】児盟に任せれば家族の経済負担が軽くなります。周保育者のもとに残すなら祖母と社会福祉センターが保育費を負担します。
【弁護人】当時、児盟は新しい保育者を募集していましたか?
【証人・江怡韻】待機している保育需要が少なく、募集していませんでした。
【弁護人】劉保育者が剴剴の保育をやめたいと言っていると陳から聞きましたか?
【証人・江怡韻】陳が劉に「別の子の担当に替えるか」と尋ね、劉はもう少し試したいと答えた記憶があります。
【弁護人】劉児の額のあざについて陳と話し合いましたか?
【証人・江怡韻】話し合い、保育者の説明は合理的だと考えました。
【弁護人】子どもが痩せ続けていることを陳と話し合いましたか?
【証人・江怡韻】陳は、風邪が続いて食欲がないという保育者の説明を伝えました。
【弁護人】一晩で歯が3本抜けたことを陳から聞きましたか?
【証人・江怡韻】保育者に歯科へ連れて行くよう頼みました。
【弁護人】成長記録は支援記録に書いてもよいのですか?
【証人・江怡韻】はい。内容は似ています。
【弁護人】子どもが自分をぶつけたり悪態をついたりすると陳は言いましたか?
【証人・江怡韻】祖母と施ワーカーに以前の養育状況を確認するよう頼みました。
[支援記録を提示]
【弁護人】この文書にはあなたの名前がありますが、内容を記入したのはあなたですか?
【証人・江怡韻】はい。
【弁護人】他の人と支援記録の書き方を話し合いましたか?
【証人・江怡韻】違います。
【弁護人】出来事の年表と支援記録は別物ですか?
【証人・江怡韻】別です。
[県市政府の居務センター訪問業務指針を提示]
【弁護人】事件前にこの指針を見たことがありますか?
【証人・江怡韻】違います。
【弁護人】誰に適用される指針だと考えますか?
【証人・江怡韻】在宅保育センターです。
[児童虐待の臨床徴候に関する12項目の注意事項を提示]
【弁護人】この児童虐待の注意事項文書を見たことがありますか?
【証人・江怡韻】違います。
【弁護人】事件当日、陳と一緒に病院へ行きましたか?
【証人・江怡韻】はい。未明に陳から電話があり、一緒に万芳病院へ行きました。
【弁護人】その時の陳の感情は?
【証人・江怡韻】緊張し、驚いていました。
【弁護人】祖母は劉児への面会を求めたことがありますか?
【証人・江怡韻】私の知る限り、祖母も樹鶯のワーカーも訪問を求めていません。
【弁護人】この事件で陳に過失があったと思いますか?
【証人・江怡韻】すべきことはしたと思います。検察の調書に私が陳の過失を述べた箇所が多いのは知っています。当時は地検で疲れ切り、夜11時でした……。検察官に過失か落ち度かと聞かれ過失と答え、後で落ち度に直そうとすると、偽証に関わるとして修正させてもらえませんでした。
[江の調書を提示]
【弁護人】調書で「陳は一晩で歯が3本抜けたことに……鮮有嚴重疏失[原文の表現]」と述べています。今日の回答と明らかに異なるのはなぜですか?
【証人・江怡韻】当時なぜそう答えたか分かりません。
【弁護人】裁判長、証人の説明について……検察官の取調べ映像の検証を申し立てます。
【再尋問】
【検察官】証人、主担当は樹鶯センターの施ワーカーだと言いましたか?
【証人・江怡韻】はい。
[調書を提示]
【検察官】112年12月??日の調書で李芳玲は「陳が主担当、私が督導」と述べています。なぜですか?
【証人・江怡韻】陳尚潔は出養の主担当です。
【検察官】施ワーカーは何の主担当だと考えますか?
【証人・江怡韻】脆弱家庭です。ただし子どももその一部です。
【検察官】子どもの心身の状態の追跡は?
【証人・江怡韻】出養の部分に結びついています。
【検察官】事件前、誰かが劉保育者の情報を施ワーカーまたは樹鶯社会福祉センターへ渡しましたか?
【証人・江怡韻】陳尚潔は、施ワーカーは子どもを見に来ると言っていないと述べました。
【検察官】子どもの自分をぶつける行動や悪態を陳は報告しましたか?
【証人・江怡韻】周保育者宅で灰皿を見たという話でした。
【検察官】誰が言いましたか?
【証人・江怡韻】忘れました。おそらく祖母です。
【検察官】前の保育者のもとでの子どもの様子を陳から聞きましたか?
【証人・江怡韻】……(証人が答えたか不明、追記待ち)
【検察官】その状況でなぜ劉保育者の説明が合理的だと思ったのですか?
【証人・江怡韻】保育者が毎回事前に予防線を張るように……と言うので。(略)
【検察官】施ワーカーに確認するとそのような状況はなかったのに、なぜ合理的だと?
【証人・江怡韻】施ワーカーや祖母が見ていなかった可能性があるからです。
【検察官】自分をぶつけることや一晩で歯が3本抜けたことも合理的と考え、前後の写真を比べる必要はないと?
【証人・江怡韻】ただ、別々の時に聞いたことです。
【検察官】以前に劉保育者と協力したことがありますか?
【証人・江怡韻】以前の協力は良好で、信頼が増していました。
【検察官】(第?)3回目の訪問も予約していましたか?
【証人・江怡韻】突然は行きません。不在かもしれず、他の子の世話で不都合な場合もあるので……(略)
【検察官】では必ず保育者が準備できた状態で訪問するのですか?
【証人・江怡韻】必ず準備ができているとは限りません。
【裁判官尋問】
【受命裁判官】女性警察官の写真は新しく「私たち」は見ていなかったとのことですが、あなたと被告ですか?
【証人・江怡韻】はい。
【受命裁判官】督導を置く目的は、ワーカーの対応内容を把握し誤りを正すことですか?
【証人・江怡韻】仕事について互いに話し合うためです。
【受命裁判官】被告は劉児の心身の状態を積極的に追跡すべきですか?
【証人・江怡韻】はい。
[偵査巻96・383ページの会話記録を提示]
【受命裁判官】被告は「前に周保育者へかなり無礼だった。彼女が怖いから」と述べ、あなたは「それが措置変更の理由、話が通じなければ……(略)」と返しています。「怖い」とは何ですか?
【証人・江怡韻】陳と周保育者は行動上の境界について折り合いませんでした。
【受命裁判官】周の案を採らず保育者を替えたのは被告の好き嫌いが交じった可能性は?一般にA案は長年の養育者・環境を維持し、B案は新しい養育者と未知の環境です。Aが本人に有利では?あえてBにするなら強い理由が必要では、それは何ですか?
【証人・江怡韻】私たちではなく、祖母と施ワーカーが決めました。
【受命裁判官】では彼女たちから変更を求めたのですか?
【証人・江怡韻】……(記録が追いつかず、証人が答えたか不明)
【受命裁判官】最終的に劉保育者を選んだことに被告の好き嫌いは交じっていましたか?
【証人・江怡韻】そうは思いません。
【受命裁判官】9月の訪問後、あざや激痩せがあったことを、あなたはどれほどで知るのですか?
【証人・江怡韻】覚えていません。毎月個別督導の時間があります。
【受命裁判官】以前は被告に重大な落ち度があると言いましたが、今はどうですか?
【証人・江怡韻】なぜ当時そう記録されたか分かりません。検察官の質問に私は黙っていました……。なぜ調書にそう書かれたのか分かりません。
【受命裁判官】それは検察官に対する非常に重大な非難ですよ!
[113年3月12日の取調べ調書を提示]
【受命裁判官】検察官は……と質問し(裁判官が調書を読む)、最後には「ほかに言うことは?」と聞いただけで、あなたは「ワーカーは多いが、今回は落ち度が劉児の死亡につながった……」と答えています。それでも調書を否定する立場を維持しますか?
【証人・江怡韻】はい。
【陪席裁判官】「落ち度」という用語を変更すると偽証になると言われたそうですが、「過失」に変えたかったのですか?
【証人・江怡韻】……(記録が追いつかず、証人が答えたか不明)
【陪席裁判官】周保育者を使えない理由は費用以外に協力しにくさとのことですが、具体的に何ですか?
【証人・江怡韻】出養児には早期療育や頻繁な受診が必要な子も……(略、李芳玲と同じ理由)
【陪席裁判官】しかし剴剴に早期療育は不要でした。保育者の具体的条件は何ですか?
【証人・江怡韻】覚えていません。
【陪席裁判官】では話し合いの記録は全くないのですか?
【証人・江怡韻】違います。
【裁判長】署名前に調書を読みましたか?4月の取調べで3月のことを言いたかったと……
【証人・江怡韻】……(記録が追いつかず、証人が答えたか不明)
【裁判長】施が主担当なら、被告から施は子どもを見に来ないと聞いて合理的だと思いましたか?
【証人・江怡韻】……(記録が追いつかず、証人が答えたか不明)
【裁判長】被告に「子どもの養育状況は私たちの管轄ではない」と言いましたか?(裁判長に怒気)それでは養育状況は管轄外のように聞こえますが……?
【証人・江怡韻】私たちの訪問は……(子どもとの関係構築のためだけ、というような回答だったと思われる。傍聴整理は不完全)
【裁判長】劉保育者が引き受けた後、台北市の在宅保育センターへ自ら連絡しましたか?
【証人・江怡韻】私の知る限り、センターは保育者自身に報告を求めています……。12月24日、翌日に私が電話しました……。
【裁判長】台北市の在宅保育者を新北市のワーカーが訪問できますか?
【証人・江怡韻】できます。
【裁判長】被告が施は訪問しないと言った時、どう分担するのか尋ねましたか?
【証人・江怡韻】……(記録が追いつかず、証人が答えたか不明)
【再尋問】
【検察官】あなたの……会話で「私たち」とは誰ですか?(記録が追いつかず)
【証人・江怡韻】把握していません。
【弁護人】文山在宅保育センターの担当者(ワーカー?)は電話でどのような反応でしたか?
【証人・江怡韻】非常に驚いていました。
【受命裁判官】(弁護人へ)調書の検証は一度で終えられますか?……
【検察官】弁護側の調書への異議について、検察は取調べ記録を見直して次回意見を述べます。
【受命裁判官】次回期日は12月18日、証人3人です。
【退廷】
白麗芳
児童福利連盟・前執行長
機関運営の観点から、児盟には公権力がなく、保育者の法定管理は在宅保育センターに属し、環境変化で退行や自傷が起こり得ると主張。通報について当初「明確な証拠」を挙げ、その後、法的な義務は虐待や不適切対応の「疑い」で生じると認めた。
- 募集・契約・支払い・訪問・研修・協力終了を通じ裁判所が認めた実質的な管理手段の範囲と、核心的な緊張関係をなす。
- 黃聖心・蔡函妤・施盈如の警告兆候の証言と照合すると、問題はワーカーが独自に診断することではなく、独立した確認と対応の引き上げを行ったかである。
白麗芳は児盟に公権力がないことと通報基準を強調した。主事件判決は姉妹の共同虐待と複数の可視的兆候を認定しており、当時すでに追加訪問・養育者変更・通報を始める合理的疑念があったか見直すべきである。
裁判官が「手足が折れる」まで通報しないのかと問うた際、傍聴メモには傍聴人の感情が高ぶり泣いたため一時中断したとある。白麗芳は直ちに設問へ答えなかったが、その後も全く答えなかったわけではなく、まず「明確な証拠」を挙げ、次に法的には「疑い」で通報義務があると認めた。そのため「言葉を失った」とは総括しない。本ページでは元の傍聴記録の停止表示を残し、その範囲を明示する。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【裁判長】検察側、起訴の要旨を述べてください。
【検察官】起訴状記載のとおりです。
【検察官】刑訴法41条により、検察の取調べでは本人が画面上で同時に記録を見て、最後に調書末行へ署名します。調書は要旨のみで逐語ではなく、捜査・審理の全過程に関連資料がある[原文の表現]ため、一語ずつ記す必要はありません。
【弁護人―蔡】前回の江怡韻の証言と調書の不一致については、4月1日の取調べで自分が被告になることを恐れ、迎合的な回答をした可能性があると考えただけです。
【弁護人―朱】本件の取調べディスクは未入手で……証言が一致しない場合は……検証が必要です。次回まとめて申し立てます。
【裁判長】検証対象はまだ決まっていないのですか?
【弁護人―朱】はい。
【裁判長】告知:検証は弁護側の具体的申立て後に合議体が判断します。進行上、1月29日に巻証提示を終える予定でしたが、手続準備期日として2月26日午前9時30分に双方出廷できますか?
【受命裁判官】1月終結予定ですが、最後から2回目の期日に証人4人があり、遅くなりすぎないよう2月26日を確保したいと思います。
【検察官】&【弁護人】異議ありません。
【前回証人の証言について検察・弁護側が意見陳述】
【検察官】1.黃聖心について:万芳病院救急チームの誰も溢乳とは考えておらず、子どもの傷は明白だったと証言。
【弁護人―蔡】1.黃聖心について:被告は黃を看護師と取り違えただけ。祖母には被告が連絡した。
【弁護人―朱】1.当日、被告は病院で撮影のため中へ招かれた。2.祖母に溢乳と伝えた。3.出養担当ワーカーは措置担当ワーカーの責任義務を負わない。
【証人尋問手続の決定】
【検察官】白麗芳、次に葉亭希、葉詩宇の順とし、3人を隔離して尋問するよう求めます。
【弁護人】白麗芳は執行長なので経緯に詳しくない可能性があり、葉詩與[原文表記]、葉亭希、白麗芳の順を提案します。
【裁判長】検察側の順番で調べ、尋問中の出入りを制限します。まず3人に宣誓を求めます。
【弁護側尋問】
【弁護人】職歴を教えてください。
【証人・白麗芳】大学卒業後に児盟へ入り、養子縁組ワーカー、班長、最後に執行長となり、33年になります。
【弁護人】執行長の業務範囲は?
【証人・白麗芳】児盟には職員400人、20のサービスがあり、執行長は対外発言や政府の主管機関との連絡などを行います……。
【弁護人】本件にはどのような支援ネットワークが関わりますか?
【証人・白麗芳】主担当の議論には、1.脆弱家庭の需要を評価し資源につなぐ地方政府の社会福祉センター、2.センターとの委任契約はなく養子縁組のあっせんと追跡をする児盟、3.保育者を訪問・指導する地方政府の在宅保育センターがあります。出養児は家族が養育するか政府が里親を手配できます。政府の委託措置がなければ民間機関には法的権限がないので、保育者探しと「寄付金による保育費支援」を行います。皆規定どおり訪問しており、一人のワーカーが24時間の安全を保証するわけではありません。
[県市政府の委託措置手順を提示]
【弁護人】養子縁組の短期措置に関する規定を説明してください。
【証人・白麗芳】当初、親が委託する措置には規定がなく、108年にこの原則(弁護士提示資料)ができましたが、資源不足で出養児は除外されました。本件後の改正で現在は全員が対象になっています。
【弁護人】以前の条文では出養児の措置を除外していたのですか?
【証人・白麗芳】はい。里親の担い手が足りなかったためです。
【弁護人】事件後の6月にも児盟は保育者を募集しましたか?
【証人・白麗芳】衛生福利部が出養を地方政府に戻したいと考えていると知り、間もなく停止すると分かっていました。
【弁護人】児盟は予約なしの訪問をする必要がありますか?
【証人・白麗芳】以前検察と確認したとおり、目的は子どもの状況把握で、保育者を協力相手と考えるため抜き打ち検査はしません。予約なしの訪問は地方政府の措置に関する条文です。
[県市政府の居務センター訪問業務指針を提示]
【弁護人】今述べた委託措置条文以外に、この訪問指針は児盟の業務に適用されますか?
【証人・白麗芳】適用されません。この条文は113年4月30日に制定されたものです。
【弁護人】事件前、ワーカーに虐待識別研修を求めていましたか?
【証人・白麗芳】基礎的な3時間の虐待識別講座がありました。
【弁護人】受講義務はあっても基礎講座だけですか?
【証人・白麗芳】はい。
【弁護人】虐待の識別は容易ですか?
【証人・白麗芳】容易ではありません。衛生福利部は多くの児童虐待医療センターを設け、虐待の可能性がある場合は写真を送って確認してもらいます。
【弁護人】出養児は一般の子どもとどう違いますか?
【証人・白麗芳】以前は半数以上に問題があり、新しい環境で退行、食欲低下、自分をぶつける行動などが起きることがあります……。
[児童福利連盟の短期措置保育業務指針を提示]
【弁護人】児盟の保育者は機関の要請に対応する必要がありますか?
【証人・白麗芳】はい。特殊な事情を理解し、受診や早期療育、原家族との面会、新家庭への円滑な移行に対応する必要があります。
【弁護人】児盟は面談して保育者の協力度を確認しますか?
【証人・白麗芳】はい。
【弁護人】本件の写真を全て見ましたか?
【証人・白麗芳】全てではありません。
【弁護人】陳に文書偽造罪または過失致死罪があると思いますか?
【証人・白麗芳】把握していません。
[証人調書を提示]
【弁護人】検察の調書と回答が異なるのはなぜですか?
【証人・白麗芳】すでに退職しており、取調べが長く、訪問報告や詳細も見ていませんでした。複合的な質問にどう説明すればよいか分かりませんでした。例えば責任通報は虐待の疑いを発見した場合ですが、当時は発見していませんでした。
【弁護人】なぜ今は判断できないと言うのですか?
【証人・白麗芳】取調べでの表現や、調書を見ていなかったため、こう記録されているとは知りませんでした……。
【検察側尋問】
【検察官】事件当時、児盟の執行長でしたか?
【証人・白麗芳】はい。
【検察官】全ワーカーの3時間研修とは、30年前にあなたがワーカーだった頃ですか、事件前ですか?
【証人・白麗芳】執行長だった時です。
[児童虐待の臨床徴候に関する12項目の注意事項を提示]
【検察官】前回、一級主管の李芳玲は児盟の虐待講座とこの臨床徴候12項目は当然違うと述べました。充実しているようですが、具体的な講座内容は?あなたも受講しましたか?
【証人・白麗芳】はい。医師を招いていますが、具体的な内容は説明できません。
【検察官】児盟にはいくつの部署がありますか?
【証人・白麗芳】研究開発、募金、……社会福祉部門は北・中・南に分かれ、それぞれ20余りの班があります。
【検察官】全てあなたの管轄ですか?
【証人・白麗芳】階層別の管理です。
【検察官】具体的な仕事内容は?
【証人・白麗芳】理事会への対応に加え記者会見などがあり、私の下に一級主管がいます。
【検察官】では個々のワーカーの仕事内容は把握していないのですか?
【証人・白麗芳】はい、あまり把握していません。
【検察官】児盟の養子縁組料金の仕組みを説明してください。
【証人・白麗芳】養親に段階別に請求し、子どもとのマッチング後に初めて料金が発生します。以前は政府負担で、その後機関が自ら徴収できるようになりました。
【検察官】児盟には「遺棄児童保護」業務がありますか?
【証人・白麗芳】はい。
【検察官】「有資格保育者に虐待された子ども」を支援したことはありますか?
【証人・白麗芳】ありません。覚えていません。
【検察官】33年間、養子縁組に限らず、有資格保育者に虐待された子どもに会ったことがないのですか?
【証人・白麗芳】はい、ありません。
【検察官】事件前に劉児と接したことがありますか?
【証人・白麗芳】違います。
【検察官】事件前、被告は何件担当していましたか?
【証人・白麗芳】分かりません。
【検察官】事件後の内部検討会議では何を検討しましたか?
【証人・白麗芳】各階層で別々の検討をしました。後に退職したので詳しく分かりません。
【検察官】養子縁組チームの検討内容は知らないのですか?
【証人・白麗芳】私の理解では、今後子どもが負傷したら児童保護につなぐかなどです。
[児童福利連盟の短期措置保育業務指針を提示]
【検察官】指針第6点は「月1回の訪問、不定期の電話連絡で養子縁組児の養育状況を評価」とあります。具体的に何を評価しますか?
【証人・白麗芳】子どもの状態を集めることです……。
【検察官】「状態を集める」だけで「なぜその状態か」は気にしなくてよいのですか?
【証人・白麗芳】状況を理解しようとします……。
【検察官】子どもが受診する際はワーカーが同行しますか?
【証人・白麗芳】保育者が連れて行き、私たちは確認します。
[県市政府在宅保育サービスセンター訪問業務指針を提示](事件前の版と思われる)
【検察官】政府指針は、1年以上の受託は年1回、新規受託は年4回の定期訪問としています。なぜ児盟は在宅保育センターより回数が多いのですか?
【証人・白麗芳】在宅保育は親が連れ帰る一般の子ども向けの制度的サービスです。児盟の子どもは出養するため、その準備で訪問が密になります。
【検察官】児盟の子どもは出養するので一般の子と違うのですね?脆弱家庭出身児には訪問の強度・頻度も異なり、より強い訪問が必要ですか?
【証人・白麗芳】どちらが強いかは答えられません。
【検察官】年6回(在宅保育)と年12回(児盟)のどちらが強いか答えられないのですか?
【証人・白麗芳】(沈黙)
【弁護人】異議。検察の質問が重複しています。
【裁判長】却下。証人は答えていません。
【検察官】劉児は脆弱家庭出身で原家族と離れる予定にあり、親の就労による一般的な保育とは違います。一般の子より強度の高い訪問が必要ではありませんか?
【証人・白麗芳】(沈黙)
【検察官】心身に異常がある子の出養準備はどうしますか?
【証人・白麗芳】受診させ、医療資源につなぎます。
【検察官】子どもの身体の安全に問題があれば対応しますか?
【証人・白麗芳】当然です。ただ身体の安全は広い意味で、当時は安全の問題だと分かりませんでした。
【検察官】研修で「予約なし訪問」の考え方に触れますか?
【証人・白麗芳】教えていません。
【検察官】33年間ずっとですか?法規に現れてからも?
【証人・白麗芳】利用者と関係を築くため、全て予約訪問です。
【検察官】予約なし訪問の趣旨や設計理由を知っていますか?
【証人・白麗芳】保育者を監督するためです。
[監察院報告を提示]
【検察官】「児盟は……すでに家庭外措置の性質を有していた」との内容に意見は?
【証人・白麗芳】重要なのは後の部分です。児童措置は人権に関わり、政府の手に戻すべきという点です。
【検察官】当時すでに家庭外措置の性質があったのに、地方政府規定に従い予約なし訪問を採用できないのはなぜですか?
【証人・白麗芳】1.民間団体で強制力がない。2.保育者は協力相手なので抜き打ち検査はしません。
【検察官】公権力がなくても、保育者が拒めば協力をやめられるのでは?
【証人・白麗芳】その場で拒否された場合、子どもの安定のため抜き打ち検査はしません。
【裁判官尋問】
【裁判長】本件の保育者へ毎月いくら支払っていましたか?1日1,000元ですか?
【証人・白麗芳】分かりません。日額計算だったと思います。
【裁判長】お金はどこから?
【証人・白麗芳】寄付金です。
【裁判長】家族が自分で保育者を探すと、この資金は使えないのですか?
【証人・白麗芳】保育者が養子縁組手続に協力できることを前提にしています。
【裁判長】つまり協力保育者を選ばなければ、この資金は使えないのですか?
【証人・白麗芳】養子縁組への協力を求めるので費用を支払います。
【裁判長】名簿にはなくても協力できる保育者なら児盟が費用を負担できますか?
【証人・白麗芳】できません……(追記待ち)
【裁判長】児童虐待は児童保護の範囲ですか?
【証人・白麗芳】はい。
【裁判長】児盟の文書では、保育者が在宅保育管理規則の児童保護項目に違反すれば協力を解除できるのですね?中止を評価できますか?
【証人・白麗芳】はい。違反者は名簿から外しますが、契約の終了は親にしかできません。
【裁判長】児童保護規定への違反をどう評価しますか?何か起きるまで待つのですか?
【証人・白麗芳】例えば定員超過など管理規則違反があれば中止できます。
【裁判長】現在も児盟に勤めていますか?
【証人・白麗芳】違います。
【裁判官】9月に初訪問、10月に再訪問し、11月にこれほど大きな変化があれば、適切に養育されていないと判断できますか?
【白氏】本件に関与せず全記録も見ていないので、直接推論できません。当時の判断には多くの考慮があったはずです。一般に子どもに問題があれば、小児科や歯科を受診し医療専門家の判断を求めます。また出養の経験上、養育環境の変化で適応問題がよく起きるので、チームはまず「適応困難」として理解しようとした可能性があります。
【裁判官】これほどの差に直面した時、ワーカーは何をすべきだと考えますか?
【白氏】話し合うべきです。その後も情報収集の時間が必要かもしれず、判断材料が不足するならまず受診させることもあります。
【裁判官】ワーカーがするのは受診させるだけですか?
【白氏】振り返ればもっとすべきだったかもしれません。ただ私は実際に関与しておらず、判断はその時点の情報、相談結果、経験、専門知識に基づくものとしか言えません。
【裁判官】一体どのような状態になれば児盟は通報義務があると考えるのですか?全身傷だらけで手足が折れるまでですか?
【白氏/現場】傍聴人の感情が高ぶり泣き出し、現場は一時中断。
【白氏】当時の具体的状況には直接答えられません。従来の管理経験では、虐待の可能性を示す明確な証拠があれば通報すべきです。ただし法律上の責任通報は虐待や不適切な扱いの「疑い」で義務が生じます。
【白氏】検察官にも説明しましたが、質問は複合的でした。映像を見せ虐待かと聞かれ判断できないと答え、次に責任通報では疑いで通報すべきと答え、その後に緊急措置につながるかを問われます。一言で簡単に説明できることではありません。
[白麗芳の調書を提示]
【受命裁判官】調書で「傷を発見したら24時間以内に通報すべきか」に「傷を発見したら24時間以内に通報」と答え、「通報すれば緊急措置され死亡しなかったか」に「はい」と答えています。現在の立場と一致しますか?
【証人・白麗芳】責任通報について答えたので……単なる傷ではなく虐待の疑いで通報するということです。
【受命裁判官】あなたのワーカーである被告は大きな変化を発見しても通報しませんでした。落ち度があると思いますか?
【証人・白麗芳】行政手順は改善すべきですが、刑事上は裁判官が判断します。
【受命裁判官】こういう状況でも一定の要求はないのですか?
【証人・白麗芳】(沈黙)。改善は必要ですが、落ち度ではありません。
【受命裁判官】上司として被告の対応をどう評価しますか?一般のワーカーがすべきことをしましたか?
【証人・白麗芳】(沈黙)。改善の余地はあるはずです。
【受命裁判官】どうすればあなたの期待にかないますか?
【証人・白麗芳】話し合い以外に、さらに医療専門資源を求めるべきだったと思います。
【陪席裁判官】陪席裁判官から3問です。1.予約なし訪問は政府向けで、児盟には公権力がないため予約訪問を使うとのことですね?
【証人・白麗芳】法規上は、はい。
【陪席裁判官】法規には、措置でなければ予約なし訪問をしてはいけないとありますか?
【証人・白麗芳】それもありません。
【陪席裁判官】2.24時間の安全保証はできなくても、在宅保育で適切な世話と保護を受けているか確認するのは陳尚潔の責任義務ですか?
【証人・白麗芳】それは在宅保育センターでしょう。
【陪席裁判官】では適切な養育と保護の確認は陳尚潔の義務ではないのですか?脱線せず、はいかいいえで。難しくないはずです。
【証人・白麗芳】(沈黙)。はいかいいえでしか答えられないなら、はいです。
【陪席裁判官】3.初めは通報に「明確な虐待証拠」、後には「疑いの証拠」と言いました。普通の人の視点で、一晩で子どもの歯が3本抜けたら、虐待の疑いが頭に浮かびませんか?
【証人・白麗芳】尋常ではありません。経験が多すぎるのかもしれず、私は……(証人の回答が聞き取れず、追記待ち)
【裁判長】あなたも陳尚潔と同じ現場にいたら同じ対応をしますか?
【証人・白麗芳】もう少し尋ねます。
【裁判長】保育者に再度聞き、受診させるよう言うのですか?
【証人・白麗芳】医師や歯科医など専門家に相談します。
【裁判長】通報は相談ではないのですか?専門家に見に来てもらうのではなく、自分で専門家を探すのですか?
【証人・白麗芳】(沈黙)。
【裁判長】すみません、疑いで通報するのですか、それとも確認後ですか?答えられなくても構いません。
【証人・白麗芳】疑いです。
【受命裁判官】9月にあざを発見した時点で相談すべきで、11月19日の一晩で3本失った時までに、適切な時間内で虐待の疑いを明確にしたと思いますか?
【証人・白麗芳】私は最初から知っていたわけではありません。出養児には多くの状態があります。積極性は不足していましたが、不作為ではありません。
【受命裁判官】では積極性が足りなかったのですね?
【証人・白麗芳】事後的には。
【受命裁判官】虐待確認の適切な時期はいつですか?裁判官としては、すでにかなり長期間だと思います。
【証人・白麗芳】保育者には尋ねており、遊戯療法を探すなど適応困難として対応していました。
【受命裁判官】劉児の広範囲の負傷は、虐待ではなく不適応に見えますか?3~4か月もの間、ワーカー水準の善良な管理を尽くしましたか?今聞いているのは、これが合理的かということです。
【証人・白麗芳】この重い質問には答えられません。督導と話し合ったか確認します。彼女を弁護したいのではありません。協力保育者を信頼していただけです。
【受命裁判官】客観的証拠と明らかに一致しない判断ミスではありませんか?
【証人・白麗芳】(沈黙)。私は誤りではなく限界だと言っています。
【第1証人終了】
葉亭希
児童福利連盟北部養子縁組班長
事件前に陳尚潔の業務記録を自ら確認せず、2024年1月18日も作成中だったと証言。事件後、写真送信後に携帯から削除し、クラウドのコピーも弁護士のダウンロード後に削除するよう求めた理由を説明。
- 裁判官は資料保存と司法調査への危険を強く追及し、証人はストレス、個人情報、コピーの安全性を理由に説明した。
- これらの問答は証拠保存の争点をなすが、当サイトが独自に証拠隠滅や口裏合わせを認定できるということではない。
葉亭希の保育者選考・協力・資料処理の説明は、劉若琳が傍観者ではなく共同養育者で、積極的な追跡や助長を行ったという主事件の認定と照合すべきである。保育者の家族構成員のリスクを管理対象としたかが核心的な欠落である。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察側尋問】
【検察官】現在の勤務先と職務は?
【証人・葉亭希】児盟北部養子縁組班長で、人事・総務、対外連絡、班をまたぐ協議を担当します。
【検察官】被告陳はあなたの班のワーカーですか?
【証人・葉亭希】はい。
[OO小天使グループ会話記録を提示]
【検察官】このグループのメンバーですか?
【証人・葉亭希】はい。
【検察官】「亭Y」はあなたのアカウントですか?
【証人・葉亭希】はい。
【検察官】あなたのメッセージに「新北の柯係長、樹鶯の主担当、龍巖、祖母に会った。今後は……(略)……係長は把握し、保育前評価と追跡訪問状況の提出を求めた」とあります。子どもを追跡訪問する必要があるのですか?
【証人・葉亭希】養子縁組対象児を訪問します。
【検察官】陳の支援記録を知っていますか?
【証人・葉亭希】督導なら分かります。私は自ら見ず、警察の捜索時に2人が不在だったので初めて探しました。
【検察官】では一度も見たことがなかったのですか?
【証人・葉亭希】はい。
[陳と葉亭希の会話記録を提示]
【検察官】事件から半月後(113年1月18日)の会話で、陳は「明日休み、1月23日に出勤予定。劉児の記録をここ数日書いていて苦しい……」、あなたは「お疲れさま、書きながら……休むのを忘れずに」と述べています。どう書いたか知っていますか?
【証人・葉亭希】陳の習慣は知りませんが、忙しい時はその場でメモし、後から補うことがあります。陳にもメモがあったかもしれません。
【検察官】事件後、被告陳には他の担当案件もありましたか?
【証人・葉亭希】あったはずです。中壢へ行くと言っていたので、外部訪問もあったと思います。
【検察官】あなたの経験で、メモがあっても113年1月18日までに過去3か月の業務記録を書き終えられないことはありますか?
【証人・葉亭希】社工によって進捗は異なりますが、縁組のマッチング前に完了する決まりです。
【検察官】事件後、児童福利連盟は内部検討会議を開きましたか?
【証人・葉亭希】事態が急で対外的な発言が多く必要だったため、まず一級主管が会議を開きました。私は先に他の組の状況を把握し、2~3月に調整・注意すべき点を順次話し合いました。
【検察官】具体的にどのような調整・注意点ですか?
【証人・葉亭希】居宅保育センターとの定期連絡を増やし、保母が子どもの異変を訴えた際は社工も受診に同行することです。例えば以前は保母が早期療育に連れていきましたが、今後は社工が何回か同行する可能性があります。
【弁護側尋問】
【弁護人】「〇〇小天使」グループは、支援経過記録を作る目的で設立したのではないのですか?
【証人・葉亭希】違います。事件後、出来事や時系列、例えば事件の大事記を共有するためです。
【弁護人】業務記録と大事記は同じですか?
【証人・葉亭希】違います。大事記は出来事の時系列ですかね?
[OO小天使グループ会話記録を提示]
【弁護人】会話で陳は「祖母に前の保母と連絡するか聞かれ、私はそれは祖母自身の判断だと思い、…(傍聴整理不完全)…」と言い、あなたは「適切ではないと思う」と返しました。理由は?
【証人・葉亭希】事件当日の12月24日で、まだ何が起きたか分かりませんでした。前の保母は私たちの提携先ではないため、不適切だと思いました。
【弁護人】陳は前の保母に隠すつもりだったと思いますか?
【証人・葉亭希】いいえ、私たちの考えを聞いていました。
【弁護人】また、…(陳と葉の通信)…祖母が外部から多くの電話を受けることを心配し、連絡窓口になろうかと聞いたのですか?
【証人・葉亭希】祖母が大量の外部情報で混乱するのを心配しました。
【弁護人】児童福利連盟の社工は児童虐待の識別研修を受けますか?
【証人・葉亭希】新人は児童虐待の識別研修を受ける必要があり、必修です。
【弁護人】児童福利連盟は民国112年(2023年)以降、新しい保母を募集していないのですか? なぜですか?
【検察官】異議。弁護側の質問は主尋問の範囲外です。
【受命裁判官】主尋問の範囲を大幅に超えないようにしてください。弁護側、説明を。
【裁判長】合議体は主尋問の範囲による制限を外すことに同意します。
【弁護人】児童福利連盟は民国112年(2023年)以降、新しい保母を募集していないのですか? なぜですか?
【証人・葉亭希】募集していません。保育の需要が減り、児童福利連盟は政府による措置を提唱しているため、保育サービスは縮小すべきだからです。
【弁護人】児童福利連盟の保母になれるかは誰が決めますか?
【証人・葉亭希】保母が申請し、保母資格、居宅保育登録証、警察の犯罪経歴証明書が必要です。住環境、家族、パートナー、支援体制を考慮して提携可能か面談します。対象児は困難を抱え、早期療育や頻回の受診が必要な場合があります。保母に受け入れる意思があると確認後、担当社工が情報を持ち帰り協議します。
【弁護人】劉彩萱を子どもの保母にすると誰が決めましたか?
【証人・葉亭希】夏休みに会議を開き、子どもの年齢と保母の住環境の評価に基づいて組み合わせました。当時は複数の子どもを評価しました。
【弁護人】実家族が希望して初めて、決定会議を開くのですか?
【証人・葉亭希】はい。実家族の選択後、社工がスーパーバイザーと相談し、その後小組会議で協議します。
[陳と葉亭希の会話記録を提示]
【弁護人】会話で「尚潔、搬送時の写真がたくさんあるのは知っています。私に送った後は削除して」と言っています。あなたが送ったのですか?
【証人・葉亭希】はい。
【弁護人】彼女が送った写真を見ましたか?
【証人・葉亭希】はい。
【弁護人】事件前の訪問時の写真を見ましたか?
【証人・葉亭希】違います。
【弁護人】事件後も訪問時の写真を見ていないのですか?
【証人・葉亭希】外部から資料請求があった際に初めて、書類上の写真を見ました。
【弁護人】訪問時と救急時の写真は大きく違いましたか?
【証人・葉亭希】はい。救急の写真には多くの傷があり、訪問写真の皮膚は一般の子どもと同じように見えました。
【弁護人】李芳玲は事件前にケースの写真に接することがありましたか?
【証人・葉亭希】ありません。
【弁護人】李芳玲は事件前、劉保母のもとでの劉童の状況を把握していなかったのですか?
【証人・葉亭希】はい。
[李芳玲、葉亭希、陳美怡(?)の3人のグループ会話記録を提示]
【弁護人】李芳玲は12月24日に「…陳尚潔は12月7日に知ったのに確認せず、今月も家庭訪問していない…不備がある」と述べました。状況を知っていたと思いますか?
【証人・葉亭希】知らなかったと思います。検視後のメッセージなので、その日の検視後の考えかもしれませんが、全体を把握していなかった可能性があります。
【弁護人】陳尚潔が劉保母に劉童を医師や歯科医に連れていくよう求めたことを知っていますか?
【証人・葉亭希】陳の担当児に歯科受診が必要だというグループのメッセージを見ました。
【弁護人】あなたの知る限り、支援経過記録は継続的に更新されますか?
【証人・葉亭希】行きます。
【再尋問】
[劉童の写真を提示]
【検察官】先ほど訪問写真では劉童はすべて服を着ていて、皮膚も普通の子ども同様だったと言いましたね?
【証人・葉亭希】実は詳しく見ていません。
【検察官】すべて服を着ているというのは、この写真も含みますか?
【証人・葉亭希】違います。
【検察官】つまり、実際にはきちんと見ていなかったのですね。
【裁判官尋問】
[陳と葉亭希の会話記録を提示]
【受命裁判官】事件後、陳に「写真は別途メールで送った後、携帯から削除して」と言ったのはなぜですか?
【証人・葉亭希】負担が大きすぎて繰り返し見てしまうのを心配し、私に送ってもらおうと…
【受命裁判官】重要な写真と知りながら削除させるのは、検察官が見つけられなくすることでは…
【証人・葉亭希】取り出して保存し、ケースファイルに入れようと思いました。
【受命裁判官】削除はあなたの判断ですか。それとも白麗芳執行長など上司の指示ですか?
【証人・葉亭希】私です。
【受命裁判官】ケースファイルはクラウドにあり、権限があれば閲覧できますか?
【証人・葉亭希】はい。
[証人葉亭希と白麗芳の会話記録を提示]
【受命裁判官】この記録で「以前はファイルが大きすぎて送れず、私のクラウドに置きました。児童福利連盟のクラウドから弁護士がダウンロードできないので、ダウンロード後に削除してください」と述べています。なぜダウンロード後に削除するのですか。検警に見つかるのを恐れたのですか。3月15日は連盟が検警の捜索を受けたばかりでは?
【証人・葉亭希】上司から弁護士にファイルを送るよう指示されました。…
【受命裁判官】この会話記録によると、結局何を削除したのですか。司法捜査中に勝手にファイルを消してはいけないこと、証拠隠滅と呼ばれることを知らないのですか?
【証人・葉亭希】単なるコピーだと考えました。…共有ドライブのコピーは安全ではありません。
【受命裁判官】なぜ全部残せないのですか。なぜ削除を急いだのですか?
【証人・葉亭希】Googleは安全ではなく、ケース記録は慎重に扱うべきです。
【受命裁判官】携帯から資料を削除し、検警の知らないクラウドへ移したのは、証拠について口裏を合わせるためではないのですか?
【証人・葉亭希】違います…
【受命裁判官】事件当日に被告へ携帯の写真を消すよう指示したというのは、裁判官として実に理解しがたいことです。
【証人・葉亭希】陳の心身の状態を気にかけていました。送信された写真はケースファイルに保存します。当時、陳が起訴されるとは誰も思いませんでした。
【第2証人終了】
葉詩宇
児童福利連盟の養子縁組業務スーパーバイザー。劉姉妹を評価した経験あり
劉姉妹が提携保母になる前の訪問調査と児童保護に関する印象、事件後の引き継ぎ、Excel・大事記について説明。12月29日にも会話のスクリーンショットと訪問記録を求めていたこと、出廷前に葉亭希と被告の弁護人に会い、自分の捜査調書を閲覧したことを証言した。
- 「面談時に児童保護の認識があった」こととその後の犯罪事実は併存し、一度の選考では継続的な監督を代替できないことを示す。
- 出廷前の相談や調書閲覧には透明な開示が必要だが、それ自体から証人の口裏合わせを直ちに推認はできない。
葉詩宇の説明する保母の申請、訪問調査、マッチング、提携判断は、本件判決と照合して姉妹双方の関与を確認すべきである。契約上の保母が1名でも、実際の養育体制が1人だけとは限らない。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【検察側尋問】
【検察官】事件当時の9~12月の勤務先と職務は?
【証人―葉詩宇】児童福利連盟の養子縁組関連業務のスーパーバイザーです。
【検察官】連盟での被告陳との関係は?
【証人―葉詩宇】同僚です。
【検察官】あなたも江怡韻と同じスーパーバイザーですか?
【証人―葉詩宇】はい。ただし陳尚潔のスーパーバイザーではありません。
【検察官】劉彩萱宅の評価に行ったのは誰ですか?
【証人―葉詩宇】私です。その前に保母資格と居宅保育登録証の提出が必要でした。
【検察官】現地では何を調べましたか?
【証人―葉詩宇】住所は3階でした。調査は1.家族構成、支援、育児の知識・技能、環境の撮影。2.特に養子縁組業務との関係や理解です。例えば、養子に出すことは遺棄ではないと説明し、定期的に子どもを施設へ連れてきて実家族と会わせます。劉姉妹は印象に残っています。連盟が求める能力を説明すると、養子縁組待機児の保母をする友人がいると答えました。縁組の話をすると、以前の保育所教師としての状況を話し、…たばこの痕がある子を見て通報したと言いました。そのため児童保護を理解していると分かり、縁組待機児に対して涙ぐんでもいました…。
【検察官】訪問時に保母の児童保護の認識を確認し、…(略)…環境全体を見て安全を確認したのですね?
【証人―葉詩宇】私たちが評価し、保母側もより多くの負担があると理解し、自分たちにできるか評価する必要がありました。
[12月24日のグループ会話記録を提示]
【検察官】会話で「尚潔に摘要のExcel表を共有してもらい、業務概要を把握したい」と述べています。なぜ概要の把握が必要でしたか?
【証人―葉詩宇】私は後から参加しました。主に検察官が劉保母の私的委託児のその後の対応を知りたがっており、陳の業務を引き継ぐため把握しました。写真は12月24日のものかもしれません。Excelは大事記だったはずです。
【検察官】この業務概要は何だったのか確認してください。Excelは業務記録ですか、大事記ですか。グループではすでに大事記を共有していたのに、なぜ特にExcelを求めたのですか?
【証人―葉詩宇】忘れました。
[葉詩宇と李芳玲の会話記録を提示]
【検察官】「李芳玲が陳に記録を完成するよう求めた」とのメッセージに「今日返事します、…今日陳と引き継ぎします」と返しました。なぜ引き継ぎを?【証人―葉詩宇】数日間代理を務め、劉保母と接触するため、状況を把握する必要がありました。
[葉詩宇と陳尚潔の個別会話を提示]
【検察官】12月29日午前1時02分に「尚潔、この件で保母との会話スクショや訪問記録で、まだ私に送っていないもの…」と送り、陳はまだないと返しました。その時点で未完成だったのですか?
【証人―葉詩宇】ないという意味か、完全にはできていないという意味か分かりません。
【検察官】それで先にスクリーンショットを送ったのですか?
【証人―葉詩宇】はい。
[会話記録を提示]
【検察官】会話で「陳と劉保母のやり取りを見て、子どもは確かに痩せたと思う」と言いましたね?
【証人―葉詩宇】はい。事後に見たので、その時は痩せていました。感情的には胸が痛みますが、理性的には縁組社工として、1.1~4歳は背が伸びて痩せる、2.環境の変化で痩せる、3.薬物への接触で痩せる、という点を評価します。
【検察官】では今の説明によると、痩せたのは劉童自身の問題ですか?
【証人―葉詩宇】客観的に評価しただけです。
[葉詩宇と陳尚潔の会話記録を提示]
【検察官】「少し質問。采萱は会陰部と脇の傷について話した?」とあります。唐突なメッセージですが、なぜ直接そう聞いたのですか?
【証人―葉詩宇】24日の写真を見たのかもしれません。
【検察官】当時の写真に劉童の会陰部と脇の傷があり、見たのですね?
【証人―葉詩宇】実は確かではありません。発覚後だったから聞きました。
【検察官】続いて陳は「脇のことは言っていない。アトピー性皮膚炎とは言ったので皮膚に含められるはず」と返しました。なぜ陳尚潔は「皮膚に含められる」と言い、「含める」を使ったのですか?
【証人―葉詩宇】分かりません。
【弁護人】異議、検察側の誘導です。
【検察官】では質問を撤回します。
【検察官】陳が実際には記録を持っておらず、他人の資料で補完していたことも知っていたのでは?
【証人―葉詩宇】彼女のスーパーバイザーではないので詳細は分かりません。
【検察官】養子縁組のスーパーバイザーとして、陳に不備があったと思いますか?
【証人―葉詩宇】彼女には多くの長所があると思いますが、本件で知らない詳細が多すぎて答えにくいです。
[証人葉亭希の調書を提示]
【検察官】この調書で検察官が「陳尚潔と劉彩萱に利害関係はあるか」と聞き、あなたは「ないと思うが、重要な情報を見落としたと思う」と答えています。どの情報ですか?
【証人―葉詩宇】重要な情報を見落としたとは言っていません。記憶では、見落としたとは言わなかったはずです。情報に惑わされて違う解釈をしたのでは、という意味だったと思います。
【検察官】この調書の署名はあなたですか?
【証人―葉詩宇】検察官に剴剴の動画を見せられ、その場で大泣きしたので、何も読まず署名しました。
【受命裁判官】裁判官が見るところ、調書と今日の供述は異なります。当時「彼女は過失だと思う」と述べています。
【証人―葉詩宇】「過失だ」とは言っていません。彼女は細やかだという肯定的な見方でした。検察官に叱責され、その後うなずきました。
【受命裁判官】「彼女に過失があると思う」と言っていないのですか。言ったのですか、検察官が自分で書いたのですか?
【証人―葉詩宇】はっきり覚えていません。
【受命裁判官】検察官は具体的に何を叱責しましたか?
【証人―葉詩宇】証言の一部や「あなたの言うことは違う、それは何々…」と言いました。
【受命裁判官】今の供述は調書の「尚潔を知る限り、過失があると思う」と明らかに違いますね?
【証人―葉詩宇】覚えていません。知っている陳は細やかな人だと話したことだけ覚えています。…原因にこれがあるかも…(聞き取れず)
【受命裁判官】宣誓の意味を知っていますか。虚偽なら偽証の問題になります。宣誓し、調書がこう書かれたと知りながら、なぜ当時異議を述べなかったのですか?
【証人―葉詩宇】私もなぜなのか知りたいです…
【受命裁判官】調書には「見た。これらの写真は通報すべきで、訪問報告を書くべき」とあり、「訪問報告を書くべき」は手書きで追記されています。署名時に見ませんでしたか。今日の回答を裁判官に話してください。
【受命裁判官】被告に不利な証拠の一つです。よく思い出して裁判官に答えてください。
【証人―葉詩宇】当時はこれらの写真を見たと答えました。
【受命裁判官】検察官が手書きで追記する際は確認するはずです。同意しましたか?
【証人―葉詩宇】(沈黙)
【受命裁判官】署名時にはその言葉を言っていないのですか?
【証人―葉詩宇】署名時には言っていません。初めての捜査手続だったので確信はありませんが、調書のその記載を見て、人なら誰でも文章上の漏れはあると思いました。
【裁判長】「この調書を見た時」とは、いつですか?
【証人―葉詩宇】弁護士に相談した時です。出廷のため数日前に行きました。
【裁判長】「私たち」とは、あなた以外に誰ですか?
【証人―葉詩宇】分かりません。私と同僚の亭希です。
【受命裁判官】前回出廷した人もいましたか?
【証人―葉詩宇】分かりません。
【受命裁判官】児童福利連盟の弁護士ですか?
【検察官】本件の弁護士なら、検察側は口裏合わせに当たると考えます。
【受命裁判官】蔡弁護士ですか、朱弁護士ですか?
【証人―葉詩宇】両方です。
【受命裁判官】その人たちが調書を見せたのですか?
【証人―葉詩宇】…出廷手続の説明です。
【受命裁判官】いつですか。数日前なら覚えているでしょう!
【証人―葉詩宇】…火曜日午前10時に蔡弁護士の事務所へ行きました。
【受命裁判官】その場に誰がいましたか?
【証人―葉詩宇】私、葉亭希、蔡弁護士、朱弁護士です。
【受命裁判官】どのくらいの時間ですか?
【証人―葉詩宇】覚えていません。
【受命裁判官】10分以上ですか?
【証人―葉詩宇】はい。
【受命裁判官】30分以上ですか?
【証人―葉詩宇】そのくらいです。
【受命裁判官】相談時に何を見ましたか?
【証人―葉詩宇】調書の部分です。
【受命裁判官】誰が対応しましたか?
【証人―葉詩宇】蔡弁護士です。
【受命裁判官】調書を見せたのですか。話し方を教えましたか?
【証人―葉詩宇】はい。事実どおり話すよう言いました。
【受命裁判官】しかし今日の話は調書と全く違います。
【証人―葉詩宇】事実どおり話しています。
【受命裁判官】弁護士が言ったことをそのまま話してください。あなた個人だけでなく彼女の弁護士人生にも関わります。
【証人―葉詩宇】開廷に関する…(聞き取れず)
【受命裁判官】検察官がどんな質問をするか話しましたか?
【証人―葉詩宇】…あまり話していません。
【受命裁判官】連盟の手配ですか。江怡韻と李芳玲も同じ相談を受けましたか?
【証人―葉詩宇】分かりません。
【陪席裁判官】あなたが「出廷が近いので弁護士に会いたい」と言ったのですか。それとも連盟が自主的に手配したのですか?
【証人―葉詩宇】私から言いました。
【陪席裁判官】捜査時はなぜ弁護士を求めなかったのですか?
【証人―葉詩宇】求めました。
【陪席裁判官】弁護士は落ち着いて、よく読んでから署名するよう言いませんでしたか?
【証人―葉詩宇】(沈黙)
【陪席裁判官】誰に緊張していると話し、弁護士の手配を頼みましたか?
【証人―葉詩宇】執行長に聞きました。
【陪席裁判官】では連盟が手配したのですね?
【証人―葉詩宇】そうだと思います。
【陪席裁判官】自分の捜査調書を見たのですね。不一致を見つけ、どう答えるか弁護士に聞きましたか?
【証人―葉詩宇】事実どおり話すだけです。
【陪席裁判官】調書の「通報と訪問報告が必要だと確信している」は言っていないのですか。あちこち分散して話したのか、全く言わなかったのか?
【証人―葉詩宇】(沈黙)
【陪席裁判官】分散して話したなら録音確認では曲解の有無を重点的に見ますが、全く言っていないなら…
【証人―葉詩宇】全く言っていません。
【陪席裁判官】葉亭希と弁護士を訪ねた時、彼女が自分の調書を見たか知っていますか?
【証人―葉詩宇】それぞれ自分の調書を見ました。
【裁判長】先ほどの執行長は現職ですか、前任ですか?
【証人―葉詩宇】現職の陳麗如です。
【受命裁判官】相談時、被告の弁護士と知っていましたか?
【証人―葉詩宇】知っていました。調書を持つのは彼女だけだったのかもしれません。
【受命裁判官】相談料は誰が払いましたか。あなたですか、連盟ですか?
【証人―葉詩宇】私は払っていません。
【第3証人終了】
【退廷】
林心慈
文山区居宅保育サービスセンター元訪問員
初回の実際の訪問は記録上の9月26日でなく2023年9月22日と証言。当日報告を完成できず日付を変更したと認めたが、7日以内のアップロード期限内なのになぜ変更したかは回答不完全。額のあざを見ず、剴剴の育児日誌も確認できず、背景は主に保母から聞いたと述べた。
- 黃玲芳の「検察の質問時に初めて写真から9月22日と分かった」という説明と日付の相違を相互に裏づける。粘羽涵の述べた台北市による捜査付託とは別件手続を形成する。
- 監察院の「毎日記入と記録されていたが実際には作成されていない」との指摘と併せ、確認の実効性が争点となる。
林心慈の訪問日、育児日誌、現場観察の説明は、本件で認定された長期の傷害、栄養不良、姉妹の共同養育と照合すべきである。帳票と現場の実態を項目ごとに確認する必要がある。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【裁判長】裁判長;【受命裁判官】受命裁判官;【陪席裁判官】陪席裁判官
====交互尋問====
【弁護側尋問―蔡】
【弁護人】職歴を教えてください。
【証人―林心慈】以前は幼稚園の教保員、その後居宅保育センターの訪問員、現在は保育員です。
【弁護人】訪問員を何年務めましたか?
【証人―林心慈】事件当時は3年。その後も続け、計5年です。
【弁護人】社会福祉士の資格はありますか?
【証人―林心慈】当時はありません。後に勉強しました。
【弁護人】訪問業務の内容は?
【証人―林心慈】保育環境や保母と子どもの交流を見ます…(傍聴整理不完全)
【弁護人】保育環境、サービスの質、養育の安全の確認は業務内容ですか?
【証人―林心慈】はい。
【弁護人】「不適切な養育を受けていないか」の確認も訪問の重点ですか?
【証人―林心慈】はい。
【弁護人】本件の劉彩萱について、現地環境審査と過去の経歴の面談をしましたか?
【証人―林心慈】最初、劉彩萱と妹は里親になりたいと言い、私たちは丁重に断りました。2回目には、調べたところ里親になるには先に居宅保育登録が必要だと言いました。環境確認時、保母は幼稚園勤務経験を話し、経験豊かに聞こえました。
【弁護人】幼稚園経験の話を具体的に確認しましたか?
【証人―林心慈】いいえ。…幼稚園か乳児保育の経験かは不確かです。遠方、南港だったか、そこから子を預けに来る人がいたと言いました。
【弁護人】計何回訪問しましたか?
【証人―林心慈】覚えていません。記録を見ないと。
[訪問記録表を提示]
【弁護人】記録によると、実地訪問と後の電話連絡を含め計5回ですか?
【証人―林心慈】そのくらいです。
【弁護人】1回どのくらいですか?
【証人―林心慈】約1時間です。
【弁護人】写真を撮りますか?
【証人―林心慈】環境を撮影しますが、人物は個人情報に関わるのでできるだけ子どもを写しません。保母の心身の状態、環境、子どもとの交流を把握します。通常の訪問では保母はかなり親切です。
【弁護人】初回訪問は9月26日ですか?
【証人―林心慈】いいえ。事件後に撮影日を確認すると、初回は9月22日でした。
【弁護人】9月22日の訪問状況を説明してください。
【証人―林心慈】保母がその場の子ども2人に菓子を出しましたが、劉童はその場に立ち、取りに来ませんでした。私が劉童は…(傍聴整理不完全)と聞くと、劉彩萱は机の下へ持っていって食べるのを見た、たぶん…(傍聴整理不完全)と答えました。
【弁護人】正常だと思いましたか?
【証人―林心慈】保母が3~4人替わったと聞き、私に初めて会い、1歳は人見知りする年齢なので正常だと思いました。
【弁護人】訪問記録表には「劉童…養育者…」(傍聴整理不完全)とありますが?
【証人―林心慈】生い立ちはすべて保母からの伝聞です。発達はその場の観察と保母の説明に基づいて記録しました。
【弁護人】保育者が、以前子どもには保母がいなかったと…(傍聴整理不完全)ということですか?
【証人―林心慈】頻繁に替わる理由は話さず、前の養育者の影響かもしれないと言っただけです。
【弁護人】劉童の情緒の状態は?
【証人―林心慈】泣かず、私たち2人をずっと見ていました。
【弁護人】保母との交流は?
【証人―林心慈】保母は菓子を食べるか繰り返し聞き、積極的に関わりました。子どもは保母を見て返事しなかった記憶です。
【弁護人】観察した発達は年齢相応でしたか?
【証人―林心慈】当時は相応だと見ました。各年齢の発達について公的な様式があります。
【弁護人】訪問中、劉彩萱は世話が難しいと言いましたか?
【証人―林心慈】違います。
【弁護人】初回訪問時、劉童に傷はありましたか?
【証人―林心慈】違います。
【弁護人】9月26日でなく22日といつ分かりましたか?
【証人―林心慈】昨年です。社会局の検討会議があり、なぜ額の傷を見なかったか思い返し、写真を再確認して9月22日と分かりました。
【弁護人】毎回「保育環境安全チェック記録表」と「定期訪問記録表」を記入しますか?
【証人―林心慈】行きます。
【弁護人】両方に署名と日付がありますか?
【証人―林心慈】日付の誤りは別件で検察に説明しました。
【弁護人】なぜ訪問日を変更しましたか?
【証人―林心慈】当日訪問報告を完成できなかったためです。
【弁護人】訪問報告の完成期限に内規はありますか?
【証人―林心慈】上司の内規では7日以内です。
【弁護人】初回に額のあざを見ましたか?
【証人―林心慈】違います。
【弁護人】9月28日のアップロードなら7日以内です。なぜ日付を変更しましたか?
【証人―林心慈】上司に知られたくなくて…(補足予定)
【弁護人】電話訪問はしますか?
【証人―林心慈】誰にですか?
【弁護人】保母にですか?
【証人―林心慈】子どもに異変がなければしません。
【弁護人】対面訪問が中心なのですね?
【証人―林心慈】はい。
【弁護人】規定の訪問頻度を知っていますか?
【証人―林心慈】年4回です。
【弁護人】子どもの異変をどう把握しますか?
【証人―林心慈】担当件数が多いため、主に訪問時の状態と保護者・保母からの報告によります。ただ劉保母は、担当社工が毎月訪問すると話していました。
【弁護人】24時間保育は通常と訪問頻度が違うと知っていますか?
【証人―林心慈】規定では通常の家庭が毎日連れ帰る保育は年1回、24時間保育は年4回です。
【弁護人】縁組待機児だから訪問を増やすことはないのですか?
【証人―林心慈】上司の指示はありませんでした。
【弁護人】12月予定の2回目の訪問になぜ行かなかったのですか?
【証人―林心慈】保母が家族に感染確認者がいると言いました。訪問は予告なしなので12月のままにしましたが、再訪しようとした時には子どもがすでに…。
【弁護人】予約訪問ですか、予告なしですか?
【証人―林心慈】予告なしです。
【弁護人】劉彩萱に預けた他の保護者から訴えはありましたか?
【証人―林心慈】12月に別の保護者が、連れ帰るたびお尻が赤いと訴えました。
【弁護人】児童虐待を識別する研修を受けましたか?
【証人―林心慈】事件前は受けていません。
【弁護人】では訪問中、どう虐待を識別しましたか?
【証人―林心慈】主に訪問時の保母の反応と、保護者との連絡帳を見て判断しました。
【弁護人】別の保護者の子とは潘童ですか。お尻が赤いとの苦情にどう対応しましたか?
【証人―林心慈】保護者との会話記録を求めました。保母は来た時点で排便していることがあり、赤みで医師にも診せたと言いました。
【弁護人】保護者はその説明を受け入れましたか?
【証人―林心慈】保母と保護者それぞれに電話で確認しました。
【弁護人】訪問時は毎回育児日誌を見ますか?
【証人―林心慈】見て撮影します。最初は保母の手書き日誌があり、その後、保護者が読まず署名もしないので通信アプリにしたと話しました。しかし保護者は後に日誌を全く書いてくれないと言い、別の24時間保母を希望しました。
【弁護人】訪問の過程で…(補足予定)
【証人―林心慈】彼女(劉彩萱)は夜中2時間おきに起きておむつを替えるのは以前…(補足予定)と言いました。
【検察側尋問】
【検察官】学歴は?
【証人―林心慈】家庭・児童発達学科の大学卒です。
【検察官】事件後に社会福祉士の資格を取得しましたか?
【証人―林心慈】はい。
【検察官】事件当時の担当件数は?
【証人―林心慈】保母60~70人、預けられた子ども全員で120人です。
【検察官】通常の家庭の委託と、機関が提携保母に委託したケースはどちらが多かったですか?
【証人―林心慈】経験上すべて一般家庭で、機関が提携保母に委託したのは劉童だけです。
【検察官】劉童の資料はありましたか?
【証人―林心慈】なく、すべて保母の口頭説明です。
【検察官】児童福利連盟の社工との連絡経路はありましたか?
【証人―林心慈】連盟の標準契約書だけありました。
【検察官】連盟の陳社工への連絡方法はありましたか?
【証人―林心慈】違います。
【検察官】劉童の健康状態に関する資料はありましたか?
【証人―林心慈】劉保母が記入したチェック表だけです。
[居宅保育センター訪問指針を提示]
【検察官】訪問指針の頻度の説明で、…(各頻度を説明)、最後の条項…(初回登録の保育者の規定と思われる)。劉彩萱は初回登録者ですか?
【証人―林心慈】はい。民国111年(2022年)に初めて登録が認められました。
【検察官】劉彩萱は「全日夜間」「共同受託」に該当し、年4回訪問ですか?
【証人―林心慈】はい。該当するので年4回です。
[児童発達チェック表を提示]
【検察官】言っていた劉童の健康資料はこの表ですか?
【証人―林心慈】いいえ。
【検察官】幼児の健康状態の資料はありましたか?
【証人―林心慈】児童健康チェック表のことですか。契約の最終ページに緊急連絡先のある表があり、劉彩萱に「書けないところは社工に書いてもらって」と言いました。
【検察官】どの社工ですか?
【証人―林心慈】児童福利連盟の社工です。
【検察官】特別な配慮が必要な子には別の表を作りますか?
【証人―林心慈】いいえ。劉童の前にも劉彩萱は連盟の子を1人預かり、通常の表でした。
【検察官】なぜ上司は7日以内の記録完成を求めますか?
【証人―林心慈】着任時から職場の規定でした…(補足予定)。
【検察官】実際の訪問は9月22日ですか、26日ですか?
【証人―林心慈】自分で撮った写真の日付に基づいています。
【検察官】陳尚潔(9月25日)より先に訪問したのですね?
【証人―林心慈】陳尚潔の訪問日は知りません。
【検察官】訪問時に劉童の額の傷を見ましたか?
【証人―林心慈】違います。
【検察官】訪問時に劉童の育児日誌を見ましたか?
【証人―林心慈】違います。
【検察官】劉彩萱が作った育児日誌は見ていないのですね?
【証人―林心慈】成長をどう報告するか聞くと、通信アプリで社工に連絡すると答えました。社工の専門性への信頼と、第三者に知らせにくい子どもの情報があるかもしれないと思い…。
【検察官】育児日誌には何を記すべきですか?
【証人―林心慈】睡眠、食事、排便の時刻、おむつ交換回数…(傍聴整理不完全)。
【検察官】死亡前、大きな頭のあざがあり、元気がないと知っていましたか?
【証人―林心慈】知りません。
【検察官】死亡時に通報を受けましたか?
【証人―林心慈】いいえ。後の日曜日に社会局から知らされました。
【検察官】死亡時にあなたでなく陳尚潔に連絡した理由は分かりますか?
【証人―林心慈】分かりません。
[定期訪問記録表を提示]
【弁護人】過去の記録は「民国112年2月9日訪問→2月16日上司提出」「5月?日訪問→5月16日提出」…です。この流れなら日付変更の必要はなさそうですが?
【証人―林心慈】受託後の初回訪問は社会局の審査が必要で、少し時間がかかります。
【弁護人】初回は9月22日か26日か。なぜ両方の表の日付が誤っていますか?
【証人―林心慈】その場の日付は私が手書きし、保母に署名してもらいました。
【裁判官尋問】
【裁判長】劉保母から「社工が月1回来る」と聞いたのですか?
【証人―林心慈】劉童ではない最初の連盟案件の時に話していました。9月22日の初回訪問でも再確認しました。
【裁判長】センターの制度は全日保育と半日保育のどちらを対象としていますか?
【証人―林心慈】原則として日中保育です。
【裁判長】保護者が毎日連れ帰るものですか?
【証人―林心慈】はい。
【裁判長】最初の里親希望を断ったのはなぜですか?
【証人―林心慈】私たちは里親事業を扱わないので、その機関へ行くよう伝えました。
【裁判長】ではなぜ結局登録させたのですか?
【証人―林心慈】連盟に相談し、受託には登録が必要だと言ったため、改めて登録しました。
【裁判長】一緒に見守る保護者のいない子どもなのに、訪問を増やす必要を感じませんでしたか?
【証人―林心慈】社工が訪問すると認識していました。
【裁判長】保母60~70人の担当で、1日に何人訪問しますか?
【証人―林心慈】事務作業や事務所当番もあるので1~2人です。
【裁判長】別の保護者がお尻の赤みを訴えた際、劉保母は夜2時間おきに起きておむつを替えると言いました。不自然に思いませんでしたか?
【証人―林心慈】お尻の赤みにはさまざまな原因があります。
【受命裁判官】訪問時の業務内容は?
【証人―林心慈】主に保母との関係づくり、受託環境、保母と子どもの交流の観察です。
【受命裁判官】子どもの状態も観察するのですね。現場に複数いて10人なら、10人全員を見るのですか?
【証人―林心慈】はい。
【受命裁判官】被告もあなた同様、自分のケース以外の子も見る必要がありますか?
【証人―林心慈】聞いたことがなく、必要ないと思います。
【受命裁判官】劉保母に頻繁に子どもの写真を送るよう求める必要はありましたか?
【証人―林心慈】初回訪問前だけ、連盟にいた時と、初めて家に来た時に髪を切った写真を送ってきました。
【受命裁判官】被告から訪問写真が送られましたか?
【証人―林心慈】いいえ。事件前は連絡したことがありません。
【受命裁判官】証人に呼ばれた理由は分かりますか?
【証人―林心慈】劉童を見たことがあるからですか?
【受命裁判官】あなたの理解では、劉童の情報を最も完全に把握したのは誰ですか?
【証人―林心慈】社工だと思います。
【受命裁判官】どの社工ですか?
【証人―林心慈】連盟の社工です。樹鶯センターの社工もいたことは事件後の報道で知りました。
【受命裁判官】情報はすべて社工から保母、保母からあなたへの伝聞ですか?
【証人―林心慈】はい。
【裁判長】2時間おきのおむつ替えは、むしろ無駄遣いのような話です。接する中で、自分の行為を隠すため大げさな話をしていると感じませんでしたか?
【証人―林心慈】感じませんでした。この子たちは苦労しているから物を買い、遊びに連れ出すと言っていました。
【弁護人】保育契約には連絡先がありますか?
【証人―林心慈】はい。ただ連盟事務所の電話だけです。
【弁護人】受託人数に上限はありますか?
【証人―林心慈】はい。規定で全日保育は2人までです。
【第2証人終了】
黃玲芳
文山区居宅保育サービスセンタースーパーバイザー・林心慈の直属上司
初回訪問を長く9月26日と思い、検察の質問後に自ら写真を確認して初めて22日と分かったと証言。センターは縁組待機児の背景をほぼ知らず、主に林心慈の報告で養育状況を把握していた。
- 林心慈の日付の説明と照合できる一方、上司が長く画像や原資料から日付の不一致を発見できなかったことも示す。
- 日付の誤りを説明するほどの業務量ではないと考えたが、これは管理上の判断であり刑事上の結論ではない。
黃玲芳は主に訪問員の報告で把握していた。本件判決の共同養育と長期の警告兆候の認定と照らし、劉彩萱や訪問員の伝聞だけでなく十分な原資料を上司が得たか検証すべきである。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【裁判長】裁判長;【受命裁判官】受命裁判官;【陪席裁判官】陪席裁判官
====交互尋問====
【検察側尋問】
【検察官】勤務先と職務は?
【証人―黃玲芳】文山居宅保育センターのスーパーバイザーです。
【検察官】林心慈との関係は?
【証人―黃玲芳】直属のスーパーバイザーです。
【検察官】事件の時期の林心慈の担当件数は?
【証人―黃玲芳】契約上、各訪問員は保母60人以上を担当します。
【検察官】センターは機関委託児の状況をどう把握しますか?
【証人―黃玲芳】以前は経験ある保母が勵馨や…他機関の子を預かっていました。記録で状況を把握します。
【検察官】誰の記録ですか。この子に関する記録はありましたか?
【証人―黃玲芳】林心慈の報告で保母の養育状況を把握します。なぜ機関がこの保母2人を使ったかは分かりません。契約には子の生い立ちを機関外の組織に知らせてはいけないとありました。
[劉童の三者間保育契約を提示]
【検察官】どの条項ですか?
【証人―黃玲芳】2ページ下の第9条、「乙は保育期間中、子の生い立ちの情報を漏らし、機関外の組織に知らせてはならない」です。
【検察官】縁組待機児については何も知らなかったのですか?
【証人―黃玲芳】はい。その条項があり、ほかに何の情報を得られるか分かりませんでした。
【検察官】記録を7日以内に完成するのはなぜ内規なのですか?
【証人―黃玲芳】私の着任以降、衛生福利部はずっとそうでした。
【検察官】林心慈の初回訪問日を知っていますか?
【証人―黃玲芳】民国114年(2025年)に検察官が来るまで9月26日と思っていました。その後写真の日付を調べ、22日と分かりました。
【検察官】写真から9月22日と分かったのは、あなた自身の発見ですか?
【証人―黃玲芳】はい。
【検察官】連盟から劉保母の養育の質を尋ねる電話はありましたか?
【証人―黃玲芳】違います。
【検察官】劉彩萱から劉童の養育状況の説明はありましたか?
【証人―黃玲芳】違います。
【検察官】事件翌日に初めて知ったのですか?
【証人―黃玲芳】はい。
【弁護人―蔡】訪問員をどう監督しますか?
【証人―黃玲芳】訪問報告を書いてもらい、問題があれば聞きます。
【弁護人―蔡】記録の正確性をどう確認しますか?
【証人―黃玲芳】保母は400~500人います。訪問員に誠実さがなければ、どう管理できますか?
【弁護人―蔡】訪問記録は7日以内にアップロードですか?
【証人―黃玲芳】はい。
【弁護人―蔡】なぜ林心慈は9月22日を26日に変更したのですか?
【証人―黃玲芳】分かりません。
【弁護人―蔡】林心慈の提出遅延を覚えていますか?
【証人―黃玲芳】違います。
【弁護人―蔡】以前に虚偽記載はありましたか?
【証人―黃玲芳】確認したのは今回だけです。
【弁護人―蔡】訪問で劉童の育児日誌が作られていないと気づかなかったのはなぜですか?
【証人―黃玲芳】今は日誌も多様です。保母が機関からの里親委託児と言ったため、その機関の記録方法や様式が分かりませんでした。
【弁護人―蔡】劉彩萱が預かった潘童への虐待でも起訴されたことを知っていますか?
【証人―黃玲芳】分かりません。
【弁護人―蔡】劉保母への苦情はありましたか?
【証人―黃玲芳】お尻の赤みですか。保護者の苦情は記録しました。
【弁護人―蔡】何月ですか?
【証人―黃玲芳】11月ごろだと思います。
【弁護人―蔡】赤みはどのくらい続きましたか?
【証人―黃玲芳】保護者の苦情から把握しましたが、継続期間は分かりません。受理後に双方へ電話し説明を聞きました…(双方の話を概述、補足歓迎)。
【弁護人―蔡】その理由は合理的だと思いましたか?
【証人―黃玲芳】…(書き取りが追いつかず、補足歓迎)
【弁護人―蔡】林心慈は訪問員として児童虐待識別研修を受けましたか?
【証人―黃玲芳】答えられません。本件後は衛生福利部が義務化しましたが、それ以前の受講は資料確認が必要です。
【弁護人―朱】保護者と保母の保育契約を集めましたか?
【証人―黃玲芳】すべて契約があります。
【弁護人―朱】契約はすべて政府の標準ひな形ですか?
【証人―黃玲芳】推奨していますが自作のものもあります。
【弁護人―朱】ひな形にも保育者が漏らしてはならない情報があると知っていますか?
【証人―黃玲芳】連盟の契約は生い立ちを機関外の「組織」に知らせてはならず、通常の契約の「個人」とは違います。
【検察側尋問】
【検察官】機関の日誌様式を知らないと言いましたが、他の様式は見たことがありますか?
【証人―黃玲芳】家扶の育児日誌は見ました。時間の示し方が通常と異なります。
【検察官】時間的にどう違いますか?
【証人―黃玲芳】1日1回、週1回、月1回などで、期間により記録内容が違います。
【検察官】育児日誌には何を書きますか?
【証人―黃玲芳】食事、睡眠時間…、発達上の動きなどです。
【検察官】家扶の日誌も内容は同じで、時間の単位が違うのですか?
【証人―黃玲芳】記憶ではそうです。
【裁判官尋問】
【裁判長】着任時から記録を7日以内にアップロードする規定があったのですか?
【証人―黃玲芳】はい。
【裁判長】7日以内のアップロード遵守は年末評価項目ですか?
【証人―黃玲芳】はい。
【裁判長】早く出すほど点が高くなるのですか?
【証人―黃玲芳】違います。
【裁判長】訪問員は1日平均何人の保母を訪問しますか?
【証人―黃玲芳】事件前は月10~20件、今は約15~30件です。
【裁判長】事件後に増えた理由は?
【証人―黃玲芳】衛生福利部が規定を変更したためです。
【裁判長】では事件前は1日2人ですか?
【証人―黃玲芳】そうでもありません。以前は事務職員がいなかったので全員がよく調整する必要があり、多すぎると新人が適応できません。
【裁判長】日付を間違えるほど業務量は多かったですか?
【証人―黃玲芳】訪問員の退職後に一部を引き継ぎましたが、日付を誤るほど多いとは思いません…。
【第3証人終了】
粘羽涵
台北市政府社会局婦幼科長・居宅保育業務主管
台北市の居宅保育センター委託管理、予告なし訪問、拒否時の対応強化を説明。林心慈の虚偽が疑われる訪問記録を市が検察・調査機関へ付託したと証言。法廷で2023年11月19~20日の写真10枚がデジタル提示された。
- 林心慈・黃玲芳の訪問日と記録の問題に、行政と刑事の二系統の対応が形成される。
- 白麗芳の「連盟には公権力がない」と並べると、居宅保育側には行政対応を強める手段があり、連盟側には契約、支払い、提携養育者の変更という手段があると分かる。
粘羽涵が述べた予告なし訪問、改善期限、登録取消しは、本件で明らかになった閉鎖的な共同養育状況と照合すべきである。主管機関の手段が、姉妹の提供する表面的な情報をもっと早く突破できたかが争点となる。
傍聴記録全文を展開非公式記録。「略/追記予定/聞き取れず」の表示を保持
【裁判長】裁判長;【受命裁判官】受命裁判官;【陪席裁判官】陪席裁判官
【裁判長】前回の証言について検察・弁護側の意見は?
【検察官】
(1)証人蔡函妤の初診は民国113年(2024年)11月23日で、劉姓保母だけが連れ、社工は同行しなかった。歯ぎしりで歯が折れるのは不合理と伝えた。診察は15分のみで、脆弱な家庭出身、仲介による養子縁組待機、実家族と離れていること、9月から劉彩萱に24時間預けられ3か月になることを知っていた。(2)証人林心慈は当時保母60~70人を担当。実際の訪問日は民国113年9月22日で25日ではなく、上司黃玲芳が写真で発見した。両証人によれば訪問員は環境、保母の心身、保母と子の関係を見て、現場の幼児全員に注意する必要がある。センターも劉童の家庭背景を把握できなかった。
【弁護人―蔡】証人蔡函妤…(大意:専門家の歯科医でも虐待が分からないのに社工に分かるのか)。文山センター訪問員林心慈は劉彩萱を親切…と表現し、前後に複数回訪問、9月には劉童の発達が年齢相応だった。9月26日の記録は手書きで、責任追及を恐れて22日に供述を変えた可能性は排除できない。被告陳尚潔は当時14件×12回、年168回の訪問が必要だった…。
【弁護人―朱】歯科医蔡函妤も劉彩萱に欺かれ、11月23日の歩行、表情、外見は正常と証言した。被告が最後に見たのはそれ以前。林心慈の訪問時、劉彩萱のもとには虐待されていた潘童もいたが気づかず、お尻の赤みも電話だけで…。
【裁判長】弁護側は1月27日に証拠調べ申立書を提出しましたか?
【弁護人―蔡】はい。…
【裁判長】検察側は受領しましたか?…
【検察官】検察側はまだ受け取っていません。
【弁護人―蔡】関係書類は事務所から搬送中です。手元の分を先に検察官へ渡せます。
【裁判長】今受け取ったばかりで、すぐには意見を述べられません。…
====審理手続へ====
====交互尋問====
【検察側尋問】
【検察官】現在の勤務先を教えてください。
【証人―粘羽涵】台北市社会局婦幼科長です。
【検察官】業務範囲は?
【証人―粘羽涵】親子…親子館、居宅保育サービス…。
【検察官】台北市居宅保育センター業務の一級主管ですね?
【証人―粘羽涵】はい。
【検察官】林心慈と黃玲芳を知っていますか?
【証人―粘羽涵】はい。文山センターの訪問員とスーパーバイザーと知っています。
【検察官】台北市社会局は林心慈の訪問記録の虚偽記載案件を当検察署に付託しましたか。なぜですか?
【証人―粘羽涵】はい。本件後、監察委員の…調査で、なぜ訪問員が額の傷を見なかったか問われ、会議を開きました…私たちにも理由を解明できず、検察・調査機関へ付託しました。
【検察官】会議に林心慈を呼びましたか。何と言いましたか?
【証人―粘羽涵】はい。当日、本当に頭のあざを見ていないと言いました。
[居宅保育センター訪問指針を提示]
【検察官】767ページの頻度では、劉彩萱は全日保育なので年4回です。劉童のような連盟紹介案件なら訪問を増やしますか?
【証人―粘羽涵】いいえ、規定に従います。中央は保母による措置も可能としていますが、台北市社会局は措置が必要なケースを施設に紹介します。保母は措置の訓練を受けず、私たちは一般の保護者が連れ帰る保育案件です。
【検察官】つまり現在の訪問規定は主に一般家庭の保育で、…(連盟のような機関紹介の特殊案件ではない?)
【証人―粘羽涵】はい。主に一般家庭の保育です…。
【検察官】このような子どもの見守りをセンターと連盟はどう分担しますか?
【証人―粘羽涵】分担はありません。連盟の養子縁組は中央の特許業務で、私たちは監督を担当しません。
【検察官】訪問員は訪問記録を作る必要がありますか?
【証人―粘羽涵】はい。
【検察官】完成期限の規定は?【証人―粘羽涵】規定はありませんが、慣例では7日以内です。
【検察官】なぜ7日の制限があるのですか?
【証人―粘羽涵】分かりませんが、長く放置すると忘れませんか?
【弁護側尋問】弁護(朱):児童・少年福祉法第25条第1項の主管機関は台北市社会局ですか?
【証人―粘羽涵】はい。ただ長い条文で、「県市政府」とある部分だけが私たちの担当です。
【証人―粘羽涵】拒めません。
【証人―粘羽涵】拒否されたら訪問員は社会局の援助を求められ、私たちも警察の現場支援を求められます。
【証人―粘羽涵】はい。中央の規定です。
【証人―粘羽涵】民国113年(2024年)に法規が変わり…以前に予告なしと明記されていたかは、中央の会議が多く覚えていません。ただ台北市はずっと「予告なし」と断言できます。
【証人―粘羽涵】中央法規と後の指針が違う理由は代答できません。ただ台北市はすべて予告なし訪問です。
【証人―粘羽涵】全日、日中、夜間、半日、一時、延長保育です。
【証人―粘羽涵】違います。
【検察側再尋問】
【検察官】社会福祉士の資格はありますか?
【証人―粘羽涵】ありますが、社工業務には従事していません。
【検察官】予告なし訪問の目的は?
【証人―粘羽涵】実際の養育状況を見るためです。予約すると保母が準備できます。
【検察官】民国112年(2023年)9~12月も台北市のセンターは予告なし訪問だったと断言できますか?
【証人―粘羽涵】はい。
【検察官】予告なし訪問に法的根拠は不要ですか?
【証人―粘羽涵】予告なしの方が予約訪問より優れているからです。
【検察官】拒否時に警察を呼べるとのことですが、扉を破れますか?
【証人―粘羽涵】警察が必要と考えるかによります。私たちにその公権力はありません。
【検察官】保母が規定に違反したらどうできますか?
【証人―粘羽涵】まず期限付きで改善を求め、改善しなければ登録取消しの可能性があります。
【第1証人終了】
【裁判長】審理手続の処理に入ります。弁護側、述べてください。
【裁判長】弁護側の検証申請について検察側の意見は?
【検察官】…(弁護側の非難に反論)…検察側は弁護側に訴訟遅延の意図があると考えます。
【裁判長】歯科医院の映像は保母の前件一審で取り寄せられました。今朝当裁判所が高裁に聞いてもないとのことなので、検察側で提供できますか?
【検察官】映像は劉彩萱の弁護士が申請しましたが、裁判長は最終的に調べる必要なしと決定しました。検察は取得していますが、本件の証拠にはしていません。
【裁判長】公判検察官から閉廷後に直接弁護側へ渡せますか?
【検察官】できます。
【裁判長】刑事訴訟法第288条は確かに証拠調べ終了前の被告尋問を認めていないので、合議体で現在の申請をまず協議します。
【裁判長】歯科医院の映像の件は解決しました。弁護側の関連資料の検証申請は、合議体として調べる必要なしと考えます…詳細理由は判決書に記します。証拠について双方にほかの意見は?
【検察官】検察側は既存の証拠写真の拡大を提出したい。11月20日午後5時56分33秒に劉彩萱が被告へ送ったものです。
【検察官】写真は記録中にあり、クリックして拡大すれば見られます。
【裁判長】検察側、提出理由を説明してください。
【検察官】劉童の腕に円形の傷痕があり、陳は11月21日の訪問で見たはずだからです。弁護側が全写真を求めるなら今ここで印刷できます。
【裁判長】記録内なら今この1枚を見ましょう。法務補佐官、ドライブの読み込みをお願いします。
==法廷で捜査録画ディスクを検証するか協議==
【受命裁判官】前回検察側は捜査録画の文字起こしを受け入れています。改めてディスクを検証する意味は何ですか。「立証すべき事実」から説明できますか?
【弁護人―蔡】…証人は検察官により著しく汚染されている…。
【受命裁判官】受命裁判官には、立証すべき事実とディスク検証の必要性の関係がまだ分かりません…。
【裁判長】文字起こしについて検察側、説明してください。
【検察官】先週述べたとおり、捜査録画から派生する文字起こしを弁護側が作る方法には同意しますが、「完全な文字起こし」が必要です。
【受命裁判官】検証で立証する事実の目的は何ですか。文字で足りなければ写真も使えます。法廷でこれほど時間をかけてディスクを検証し、何を証明するのですか?
【受命裁判官】求めるディスク検証の範囲は通常の審理の量を超えています。今日初めて周月と言いましたが、その部分は申請していません…。
【裁判長】周月への不当な尋問を主張するのですか、それとも…?
【陪席裁判官】弁護側、検証で立証する事実は何ですか。1.…(補足予定)か、2.この調書を使わないことか、3.…(補足予定)か。不当尋問の主張から何の事実を導くのですか?
【陪席裁判官】弁護側は書証・物証の証拠能力にまで話を広げすぎています。必要なのはどの部分ですか。目的が抽象的で対象も不明です。本件は検察官の不当尋問の有無を追究するものではありません…。
【裁判長】今日検証を求めるのは証人が当時署名した調書です。長期間と手続期日を経て、1年半後に証人が…(補足予定)と主張しています。証人の意思の圧迫は実務上、通常検察官が「〇〇しなければ共同被告にする」と言う場合です。しかしそうは言っていません。本件の証人は被告の同僚なので、共同被告にするのもそれほど難しくありません。
==========
【裁判長】再評議の結果、弁護側は必要性と立証事項をなお疎明しておらず、検証不要と判断します。また検察側の写真が示す外観はLINEのデジタル鑑識と同じですが、弁護側の意見は?
【裁判長】全写真の提示を求める理由は?
【裁判長】ドライブを読み込んでいます。まずデジタル鑑識の内容と記録に違いがあるか見ます。
【検察官】鑑識後のドライブ全体を裁判所に渡し、陳尚潔の携帯から採取した全内容が入っています。ただ無関係の写真もあり、全部は印刷できず、本件に関する内容だけ印刷します。
【裁判長】まずファイルの同一性を確認します。検察のUSBの報告とデジタル鑑定が同じものか弁護側で確認してください。意見は?
【裁判長】では朱弁護士の求めどおり11月19~20日の写真を印刷します。検察側の意見は?
【検察官】ありません。
【裁判長】では11月19~20日の計10枚を印刷します。
(裁判所の補佐が前に出て裁判長と話す)
【裁判長】国民法廷の印刷品質を考慮し、先にデジタルで検察・弁護側と裁判官に提示し、閉廷後に印刷して証拠袋に入れます。提示…(10枚のファイル名番号)。2034.jpgが検察提出の印刷写真と一致します。
【検察官】写真の左手に円形の傷痕があります。失礼、右手に訂正します。
【裁判長】10枚を法廷で提示しました。主に検察提出の2034.jpgについて意見を述べてください。
【検察官】確かに11月21日に劉彩萱が陳尚潔へ送った写真で、被告が11月20日に訪問した際の状態です。
【検察官】弁護側は前回審理後に歯科映像の存在を知りながら取り寄せず、今日初めて申請し、何を立証する検証かも述べていません…。検察側から見ると、各期日で新たな対象を持ち出して審理を遅らせ続けており、到底同意できません。
【裁判長】検証したい対象は当裁判所のもの以外にも…あるのですね。立証事実は何ですか。捜査検察官の態度に問題があると申し立てたいのですか。だから…(補足予定)?
【弁護人―蔡】[傍聴整理ではこの部分を完全に記録できず]
【検察官】しかし弁護側は立証対象でない事実には争いがないので、取り寄せなくても…。それで検察官の偏りを非難するなら、弁護側にも立場があると言えるのでは?
===次回期日の調整===
【裁判長】2月23日は検察・弁護・告訴代理人は可能ですか。和係の通常外の期日を使うことになります。2月23日(月)9時30分から終日続行予定とします。記録・証拠の提示後に被告尋問を行い、順調ならそのまま弁論に入り、2月26日は不要になります。双方準備してください。
【退廷】